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有塩ミックスナッツ、さきいか、ビーフジャーキー、グリーンオリーブ。いちばん塩分が低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ
おかずやおつまみ、おやつを選ぶときに、みなさんは何に着目するでしょうか。カロリー? 脂質や糖質? たんぱく質の量という人もいるかもしれませんね。こういうときに、意外と見落としがちなのが「塩分」。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「おかずやおつまみの塩分」です!
Contents 目次
問題1 塩分がいちばん高い組み合わせは、次のうちどれ?
□ポテトコロッケ80g+中濃ソース大さじ1
□メンチカツ80g+しょうゆ大さじ1
□エビフライ80g+マヨネーズ大さじ1
□カニクリームコロッケ80g+ウスターソース大さじ1
「メンチカツ80g+しょうゆ大さじ1」です
上記の組み合わせに含まれる塩分の量は、上から1.6g、3.3g、1.0g、2.2g。市販の場合は、具にしっかり味がついていることもあるため、お店によってまちまちですが、食品成分表の数値で比較すると、揚げもの自体の塩分は、どれも1個当たり0.6g前後です。よって、組み合わせる調味料によって、かなり差が出てきます。カロリーを意識しがちな揚げものですが、塩分も少し気にしたいところです。
問題2 次の寿司のうち、塩分がいちばん高いのはどれ?
□まぐろ5貫+しょうゆ大さじ1/2
□いなり寿司3個
□太巻き寿司3個
□かんぴょう巻き5個
「まぐろ5貫+しょうゆ大さじ1/2」です
お寿司は、つい購入したくなるもののひとつかと思います。寿司飯は、砂糖や塩を加えた「寿司酢」を使用している分、ふだんの白米ご飯よりも塩分が含まれています。またネタの中心は魚介類のため、ネタにも塩分が含まれます。そして何よりも、しょうゆをつけることで、塩分量が一気に高くなってしまいます。上記のお寿司に含まれるおおよその塩分量は、上から2.4g、2.0g、1.6g、1.2g。「まぐろ5貫」に使うしょうゆの量を、大さじ1/2から大さじ1にすると、塩分量は3.7gにもなります。1貫ずつたっぷりのしょうゆをつけてお寿司を食べている場合は、塩分量に注意したいところです。
問題3 「あさり殻つき60g+赤みそ大さじ1」を使用した、みそ汁に含まれる塩分量は、次のうちどれ?
□1.4g
□2.0g
□2.9g
□3.5g
「2.9g」です
みそ汁を必ず、毎日食べるという方も多いと思います。みそ汁の具材はいろいろとありますが、あさりには塩分が含まれています。たとえば殻つき60gの場合、正味重量は約40%=24g。24gのあさりの身に含まれる塩分量は0.5gです。さらに赤みそは、みその中でも塩分が高めで、大さじ1=2.3gも塩分が含まれています。みその塩分量は、パッケージに記載されていますので、ふだん使っているみその塩分量を確認してみてもいいでしょう。とくに塩分を含む具材を使用するときは、みその使用量や種類を意識してみては、いかがでしょうか。
問題4 次の焼き肉のうち、塩分がいちばん高い組み合わせはどれ?
□牛カルビ+焼肉たれ大さじ1
□豚ロース+ポン酢しょうゆ大さじ1
□豚バラ肉+ゆずこしょう小さじ1
□牛タン+塩小さじ1/2
「牛タン+塩小さじ1/2」です
焼き肉を食べるとき、どんな味にすることが多いですか? 上記の肉類の100g当たりの塩分は0.1~0.2gですので、肉そのものの塩分は、あまり意識しなくてもよいかと思います。やはり塩分の量を決めるのは、肉につけるたれ類です。上記の組み合わせに含まれる塩分の量は、上から1.6g、1.5g、1.6g、3.2g。塩は、使った分の重さが、そのまま塩分量になると思ってよいでしょう。
問題5 次の「おつまみ」のうち、塩分がいちばん低いのはどれ?
□ミックスナッツ30g(有塩)
□さきいか30g
□ビーフジャーキー30g
□グリーンオリーブ30g
ミックスナッツ30g(有塩)です
上記はどれも、ちょっとしたおつまみとして軽く食べてしまうぐらいの分量です。含まれる塩分量は、上から0.3g、2.1g、1.4g、1.1g。有塩ミックスナッツの塩分がいちばん低い値ですが、しっかりと味つけされたものもありますので、塩分を意識する場合は塩分不使用のミックスナッツを選んだり、成分表示を確認したりしてみてください。さきいかなどの乾きものは、塩分が多めの傾向があるものの、しっかりかむことで、少量で満足できるものも多いです。食べたくなったときは、塩分を意識しながら、おつまみやおやつとしてうまくとり入れてみてはいかがでしょうか。