暑い日には冷たいおやつが食べたくなるもの。では、かき氷にかけるシロップのカロリーは…? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回は「夏のおやつ」についてクイズを出題していきます。おいしく賢くおやつを食べて、暑い夏を乗り切っていきたいですね!
Contents 目次
問題1 かき氷にいちごシロップを50gかけた場合のカロリーは、次のうちどれ?
□45kcal
□72kcal
□104kcal
□123kcal
123kcalです
暑い夏には、かき氷が食べたくなる方も多いのではないでしょうか。水分補給や、体を冷ます効果もあるので、かき氷は夏にふさわしいおやつと言えます。ただしカロリーを気にする場合、氷自体にカロリーはありませんが、トッピングする内容や量によって当然数値が変わってきます。メーカーによって異なるものの、いちごシロップ100gのカロリーは約245kcalですので、50gでは123kcalとなります。なお大さじ1杯のシロップは約21g、1人前のかき氷に30~40g前後のシロップが使われることが多いようです。目安の数値を知って、おやつのカロリーの参考にしてくださいね。
問題2 ゆであずき80gと黒みつ20gをかけた「かき氷」と、ほぼ同じカロリーが含まれるお菓子は次のうちどれ?
□どら焼き1個(70g)
□しょうゆせんべい2枚(50g)
□ポテトチップス1袋(60g)
□ミルクチョコレート1枚(50g)
「どら焼き1個(70g)」です
かき氷のカロリーは、シロップのみをトッピングする場合は問題1でとり上げた数値が一般的ですが、ゆであずきや黒みつをかけるとなると、少し高めになってきます。ゆであずき80gと黒みつ20gをトッピングしたかき氷のカロリーは、約200kcal。上記のお菓子のカロリーは、上から197kcal、184kcal、325kcal、275kcalとなるため、どら焼き1個分とほぼ同じになります。最近は、たっぷりのフルーツや生クリームをトッピングするかき氷もあるので、必ずしも“かき氷は低カロリー”とは言い切れないおやつのひとつになりました。
問題3 「フルーツ&ヨーグルト」の組み合わせは、夏の朝食や間食におすすめです。次のうち、約200kcalになる組み合わせはどれ?
□すいか200g+ヨーグルト120g
□もも200g+ヨーグルト120g
□メロン200g+ヨーグルト120g
□マンゴー200g+ヨーグルト120g
「マンゴー200g+ヨーグルト120g」です
暑い季節は食欲が低下する方も多いと思います。フルーツやヨーグルトは、さっぱりと食べることができるので、朝食やおやつにぜひおすすめです。フルーツを凍らせてヨーグルトと混ぜ、フローズンヨーグルトのような味わいを楽しんだり、ミキサーにかけてスムージーにしたりして、暑い夏を乗り切ってほしいです。さて、上記の組み合わせで食べた場合のカロリーは、上から149kcal、143kcal、147kcal、203kcal。「マンゴー200g+ヨーグルト120g」の組み合わせで食べると約200kcalになります。
問題4 次のコーヒーゼリーの材料のうち、約50kcalになるのはどれだと思う?
□コーヒー150cc+ゼラチン2g+砂糖大さじ1
□コーヒー150cc+ゼラチン2g+砂糖大さじ1+牛乳50cc
□コーヒー150cc+ゼラチン2g+砂糖大1+生クリーム30cc
□コーヒー150cc+ゼラチン2g+練乳20g
「コーヒー150cc+ゼラチン2g+砂糖大さじ1」です
ゼリー類は、のど越しもよく、夏のおやつによく食べるもののひとつかと思います。手作りでも手間があまりかからず、自分好みの味わいにできるのもよい点です。さて、コーヒー150ccとゼラチン2gのみで、甘味をつけずにゼリーを作る場合は、約13kcalになります。これに上記のように甘味や乳成分を組み合わせたときのカロリーは、上から48kcal、79kcal、169kcal、76kcal。暑さで食欲が低下ぎみのときなどは、栄養価の高い乳製品やフルーツなどをトッピングして、少しでも栄養を補給してくださいね。
問題5 伸びるアイスで知られている「トルコアイス」。伝統的な手法で作った場合の、伸びる要因となる素材は次のうちどれ?
□もち粉
□乳酸菌
□植物の根
□砂糖
「植物の根」です
「トルコアイス」を知っていますか? トルコでは氷菓全般を、トルコ語で「凍っているもの」を意味する「ドンドゥルマ」と呼びますが、日本で知られているトルコアイスは、ドンドゥルマのなかでも粘り気が強く、よく伸びることが特徴のトルコの伝統的なアイスです。練るほどによく伸びるこのアイスの特徴は、原材料のひとつである「サーレップ」と呼ばれるラン科の植物の球根からとれる、でんぷん粉に由来しているとのこと。サーレップの高い粘度のおかげで、気温の高い地域でも溶けるのを防げるようですよ。近年はサーレップの希少性が増したため、伝統的な手法で作られたトルコアイスを日本で見かけることはほとんどないと言えますが、その他の原料で粘性を出したトルコ風アイスで、その食感を楽しむことができます。