左のような、しっかり太って一片一片がすき間なく茎についているものを選びましょう。
保存方法・期間
ニンニクをそのまま保存する場合
皮が湿気を帯びていると、カビが生える原因になります。網袋に入れ、なるべく風通しのよい、涼しい所に吊して保存しましょう。ビニール袋に入って売られている場合は袋から取り出し、かごなどに入れて保存を。
ニンニク漬けで保存する場合
ニンニクがたくさん手に入ったら、しょうゆ、油、酢などに漬け込んで保存するのもおすすめ。
ニンニク漬けに挑戦
ニンニクのしょうゆ漬け
【作り方】しょうゆをひたひたに注ぐ
【食べごろ】1週間~ (しょうゆの賞味期限まで)
・そのままおつまみとして
・刻んで炒め物、煮ものなどの料理や菜味として
・香りのついたしょうゆを調味料として、炒めもの、刺身などに
ニンニクのオイル漬け
【作り方】油をひたひたに注ぐ
【食べごろ】1週間~ (油の賞味期限まで)
・ニンニク、オイルそれぞれパスタ、サラダ、ドレッシングに
※油をオリーブオイルに替えたり、ハーブ(ローリエ、ローズマリー、バジルなど)を一緒に入れてもよいでしょう。ハーブはザルで少し乾燥させてから漬けましょう。
ニンニクの酢漬け
【作り方】酢をひたひたに注ぐ
【食べごろ】1カ月~1年
・刻んで炒めもの、煮もの、煮魚などの料理に
・香りのついた酢をドレッシングやマリネ液に
ニンニク漬けを成功させるコツ
傷のあるものは取り除き、水気をよく拭いてから密封容器に入れて漬け込み冷暗所で保存しましょう。
下ごしらえのコツ
ニンニクの切り方
ニンニクの香りの強さは、切り方で調節できます。ほのかな香りを楽しむなら、あまり切らずに大きいままで使い、強い香りを出したい時には細かく切ったり、すりおろして使います。
[切り方 使い方]
①皮のまま:ニンニクの丸ごとロースト、丸ごと揚げ
②つぶす:炒めもの、煮込み料理
③1/2カット: 炒めもの、煮込み料理
④横薄切り:炒めもの、煮込み料理、ガーリックチップス、 かつおのたたきなどの菜味、パスタ
⑤縦薄切り:炒めもの、煮込み料理
⑥せん切り:炒めもの、煮込み料理
⑦みじん切り:炒めもの、煮込み料理、トマトソース、カレーなどの味のベース、パスタ、ニンニクチャーハン、ドレッシング、海鮮サラダ、トマトなどをあえるタイプのサラダ
⑧すりおろし:バターに練りこんでガーリックバター、ガーリックトースト、肉の下味用、菜味
調理のステップ
①根の部分を包丁で切り取り、皮をむく。
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皮がむきにくい場合はニンニクをまな板の上に置き、包丁で軽くつぶすと簡単にむけます。
②ニンニクを縦半分に切り、くさみやえぐみのもとになる芽の部分を取り除く。
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ほのかな香り付けに使うときは包丁でつぶしてから、切らずにそのまま使います。
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しっかりと香りを出したいときはみじん切りに。
香りを立たせるコツ
しっかり香りを出したいときは油とニンニクをフライパンに入れて弱火か中火で、じっくり火を通します。香りが立ち始めて、ニンニクから細かな泡が出てきたらほかの材料を入れて。
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調理の後のにおいをとるには
包丁やまな板、手についたニンニクのにおいが気になるときは、レモンか塩で表面をこすって水で洗い流します。レモンは、果汁を搾った後のものでOK。