CATEGORY : ダイエット |食べる
キス、アジ、イカ、エビ。100gを天ぷらにしたときにいちばんカロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
暑いなかにも、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。今回の“ダイエットに役立つ栄養クイズ”では、この時期に見られる魚のカロリーや栄養素をとり上げていきます。役立つ知識をクイズでゲットしてくださいね!
Contents 目次
問題1 次のうち、魚1尾分(正味60g)が、約80kcalなのはどれ?
□アユ
□イワナ
□ヤマメ
□ニジマス
「アユ」です
夏の避暑地で川釣りを楽しみ、釣れた魚を塩焼きで食べるといった機会もあったかもしれませんね。釣りなどで、よく話題になる魚を集めたクイズです。1尾分の大きさには差がありますが、正味重量60gで比べた場合のカロリーは上から83kcal(養殖)、61kcal、66kcal、70kcalとなります。よって答えは「アユ」。いずれも低カロリーなため、塩焼きなどシンプルな味つけで食べると、よりヘルシーに楽しめます。
問題2 問題1の答えの魚を使用した「背ごし」という料理があります。これは、どのようにして食べる料理だと思う?
□揚げて食べる
□焼いて食べる
□蒸して食べる
□生で食べる
「生で食べる」です
小さくて新鮮なアユやヤマメなどで作られることがある「背ごし」は、刺し身料理のひとつです。刺し身と言えば、基本的に皮や骨を取り除いて作りますが、「背ごし」はウロコや内臓やヒレを取り除いたあと、皮つきのまま骨ごと薄く筒切りにして、氷水で洗います。魚自体の脂が少し抜け、身のハリが出るので、ふだん食べる刺し身とはまた違う食感が楽しめますよ。
問題3 「ウナギ」を使った料理、「うざく」。「うざく」は、ウナギと何を使用した料理だと思う?
□梅干し
□山いも
□きゅうり
□卵
「きゅうり」です
土用の丑の日に「ウナギ」を食べた人も多いと思いますが、「うざく」というウナギ料理は知っているでしょうか? これは細く切ったウナギのかば焼きと、薄切りにして塩もみしたきゅうりを和えた酢のものです。ウナギのコッテリした味わいと、あっさりしたきゅうりの相性がよく、さっぱりと食べられる副菜です。料理名の語源としては“ウナギやきゅうりをザクザクと切る”ことからついたという説があります。薬味をたっぷりと加えると、暑い夏の疲労回復にも効果的です。
問題4 夏の魚の代表格である「ウナギ」と「ハモ」を比較した場合、「ハモ」のほうが多く含む栄養素は、次のうちどれ?
□たんぱく質
□カルシウム
□鉄
□ビタミンB1
「たんぱく質」です
夏の魚の代表格である「ウナギ」と、関西地域では夏の味わいとして身近な存在といえる「ハモ」。どちらも暑い季節に体力を維持するための大事な栄養素が豊富です。上記の栄養素はいずれも、ウナギにもハモにも含まれていますが、100gで比較した場合、たんぱく質が、ウナギは14.4g、ハモは18.9gとなり、ハモのほうが多く含まれています。ハモにあまりなじみがない人も、機会があればぜひ味わってみてくださいね。
問題5 次の食材100g分を天ぷらにした場合、いちばんカロリーが低いものはどれ?
□キス
□アジ
□イカ
□エビ
「エビ」です
魚介の天ぷらを楽しむ人も多いかと思います。上記の魚のみのカロリーを数値で比較した場合、上から73kcal、112kcal、76kcal、77kcalとなります。天ぷらは衣をつけて揚げる料理ですので、衣の量によってもカロリーに差が出てきますね。そこで、それぞれの食材の揚げ油の吸油率を見てみましょう。目安ですが、キスとイカは約18%、アジは約14%、エビは約12%です。そのうえでカロリーを比較すると、上から285kcal、289kcal、288kcal、236kcalとなるので、エビの数値がいちばん低いということになります。