いつでも栄養バランスのよい、あたたかい定食が食べられる「大戸屋ごはん処」。野菜をたっぷり食べられるメニューが多く、女性がひとりでも気軽に入れる定食屋さんとして、リピーターも多いのでは? 今年で創業60周年を迎え、その人気は日本のみならず、海外にまで広がりを見せるほど。そんな世界の人々の胃袋をつかんできた大戸屋が、人気メニューの味の秘密を、レシピ本で大公開!『大戸屋 にっぽんの定食屋さんレシピ 最新版』(学研プラス)より、 栄養よし、味よしの人気メニューのレシピをご紹介します。
Contents 目次
栄養バランスがとれる!定食のうれしいメリット
ごはん、みそ汁、おかずを組み合わせた定食は、自然と栄養バランスのよい食事になります。しかも、大戸屋の定食のほとんどが、メインおかずにつけ合わせの野菜をたっぷり添えています。
また、わかめやひじきなどの海藻類や乾物の切り干し大根を使った副菜で、ビタミンやミネラル、食物繊維などがとれるのも定食のいいところです。
そんな魅力的な定食ですが、家でマネするのは何だかむずかしそうだな、と思いませんか?
「お料理のレパートリーに自信がない」「ヘルシーだけどおいしいレシピになかなか出会えない」などのお悩みを抱えている人もいるかもしれません。そんなみなさんにおすすめしたいのが、大戸屋の人気メニューをそのままご家庭でとりいれること。
第5回料理レシピ本大賞in Japanの一次選考を通過した『大戸屋 にっぽんの定食屋さんレシピ 最新版』(学研プラス)では、大戸屋で人気のメニューのレシピをなんと40種類以上も大公開しているんです! 「チキンかあさん煮」や「鶏と野菜の黒酢あん」など、「これぞ大戸屋!」な味つけもおうちで再現することができます。
今回は、『大戸屋 にっぽんの定食屋さんレシピ 最新版』より、大戸屋で以前提供されていた人気メニュー「さけの大葉香味焼き」のレシピをご紹介します!
さけの大葉香味焼き
調理のポイントは、さけを漬けこむみそだれ。
お店では甘みの強い青大豆でつくった「秘伝豆」のみそに漬けこんでいましたが、おうちでは、みそに、はちみつで甘みを加えて代用しましょう。
(※つけ合わせメニューの細かいレシピは、本の中でチェックしてみてくださいね!)
【材料(2人分)】
生さけ…2切れ(200g)
○みそ漬けたれ
みそ…大さじ2
はちみつ…小さじ2
しょうが(すりおろす)…少量
粉かつお…少量
大葉(みじん切り)…2枚分
大根おろし…120g
温かいごはん…茶碗2杯分(360g)
好みのつけ合わせ、好みのみそ汁、好みのお新香…各適量
【つくり方】
1、 さけに塩少量(分量外)をふり、10分ほどおいて、出てきた水分をペーパータオルでふく。みそ漬けたれの材料を混ぜ合わせ、ラップに塗り、ラップでさけを包んで6時間ほど漬けこむ。
2、 1を魚焼きグリル(両面焼き)で7~8分ほど焼く(片面焼きグリルの場合は、5分ほど焼いて、返して5分ほど焼く)。
3、 2を器に盛りつけ、上から大葉のみじん切りを散らす。大根おろしを同じ器に盛りつけ、好みのつけ合わせ、温かいごはん、みそ汁、お新香を添える。
同レシピ本では、「さけの大葉香味焼き」のつけ合わせにピッタリの大豆とひじきの煮物、切り干し大根などのほか、家族みんながよろこぶお肉メニューや、あともう1品ほしいときのサイドメニューなどなどのレシピもご紹介しています。大戸屋の人気メニューのレシピをもっと詳しく知りたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
『大戸屋 にっぽんの定食屋さんレシピ 最新版』/学研プラス
写真/岡本真直 文/FYTTE編集部