夏の定番、そうめん。食欲のないときにもつるっと食べられるのがいいのですが、夏の中盤にもなるとちょっと飽きがきてしまうものです。そこでおすすめしたいのがそうめんのアレンジ。いつもの麺つゆではなく、だしのきいた料亭風。今回は、カルディの「麺にかけるだけ」シリーズから「鯛山椒つゆ」と「鶏ゆず胡椒つゆ」をご紹介します。
Contents 目次
すっきり冷製がおいしい!香味が食欲をそそる
カルディオリジナルの「麺にかけるだけ」シリーズ(各160g)はゆでた麺にかけるだけのお手軽タイプ。1食分の具材入り、ストレートタイプのだしつゆです。
「鯛山椒つゆ」は具材に鯛のほぐし身と“くわい”をミックス。麺つゆは鯛ベースのだしに、山椒でアクセントをつけています。
具材は鯛のほぐし身の旨味とシャキシャキのくわいの食感がマッチ。風味豊かな味わいのつゆは京都の料亭風で、奥深いうま味と山椒のすっきりした香味を感じることができます。
具材がしっかり入っていて、ほかにおかずがなくても、きちんとご飯になります。スープは山椒がきいていて、すっきりさっぱり。そうめんがツルツルとのどに入っていき、食が進みます。
ちなみにくわいはお正月料理にも用いられる野菜(水生多年草)で、カリウムやビタミンEが豊富に含まれていることから、むくみ対策や夏場の疲れにも有用です。食べてみるとそれ自体の味は薄く、レンコンのようなみずみずしい食感があります。
夏野菜を加えて食物繊維をプラス
食物繊維やビタミンをもっと摂取したいときには、夏野菜を加えたアレンジも可能です。
薄味のつゆなので、淡白なきゅうりとも好相性。細切りにしたきゅうりをたっぷり加えて麺やつゆと混ぜていただきます。
味のないそのままのきゅうりだとたくさん食べるのは難しいですが、だしつゆと一緒だとおいしく量をいただけますし、ダイエットにも食欲不振のときにもうれしいさっぱり系お手軽メニューです。
栄養成分は1袋(160g)当り、67kcal、たんぱく質3.2g、脂質0g、炭水化物13.4g、食塩相当量3.6gとなっています。
こっくり濃厚な味わい「鶏ゆず胡椒つゆ」
薄味の「鯛山椒つゆ」に対して濃厚な味わいの「鶏ゆず胡椒つゆ」。味が濃いめではっきりしています。
具材は鶏肉のほぐし身と、せりと、くわい。和風テイストながら、まろやかなゆず胡椒の麺つゆで鶏肉の濃厚な風味が特徴的です。
歯ごたえのあるくわいにせりと下味のついた蒸し鶏がおいしく、つゆも飲み干したくなるようなコクを感じさせます。
「鶏ゆず胡椒つゆ」の栄養成分は1袋160gあたり、エネルギー80kcal、たんぱく質4.2g、脂質0.3g、炭水化物15.2g、ナトリウム2.1g、食塩相当量5.2gとなっています。
夏場は塩分を若干多めにとると良いとされ、濃い味つけなので夏向きの麺つゆとなっています。
夏野菜の揚げ浸し風
濃いめのスープに合う夏野菜の素揚げのアレンジもおすすめです。ナスとピーマンを素揚げして、つゆに浸していただきます。
素揚げを麺つゆに浸して揚げ浸し風に。夏場は揚げ物が恋しくなりますが、揚げ浸しにするとあっさりといただけます。栄養補給にもなり、パワーが湧いてきます。
「鯛山椒つゆ」と「鶏ゆず胡椒つゆ」。味の好みはさまざまですが、香味が好きな人は「鯛山椒つゆのほうが食べやすい、薄味なので麺や野菜のおいしさも感じやすい」という人も。またしっかり濃いめの味が好きな人は「鶏ゆず胡椒つゆのほうがおいしい、冷やしラーメンのように食ごたえがある」など好みも半々でした。
いつものそうめんが少しだけスペシャルに。食欲が落ちたときやそうめんが余ったときにも活躍すること間違いなしです。
カルディ・麺にかけるだけ 鯛山椒つゆ、鶏ゆず胡椒つゆ 各158円
文・写真/庄司真紀