体質改善や体の不調を和らげてくれる薬膳茶。なんとなく健康によさそうなイメージがあるものの「独特な味がして飲みにくそう…」「自宅で手づくりするのは難しそう…」と、なかなか手を出せずにいる人も多いはず。そこで今回は、自宅で簡単につくれて、しかも飲みやすい薬膳茶レシピをご紹介します!
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ローズヒップしょうが紅茶<37kcal>
温め効果のある紅茶と消化を助けるローズヒップを混ぜて、胃腸のはたらきをアップしてくれるクミンと生しょうがをプラス。胃の機能を複合的にサポートして高めてくれます。ローズヒップの酸味もおだやかになり、飲みやすい味に仕上がります。
■材料(1人分/約3杯)■
紅茶:小さじ1
ローズヒップ:小さじ1(砕いたもの)
クミン:小さじ1/2
しょうが(生):うす切り3枚
■つくり方■
(1)小鍋に材料を入れてお湯300mlほどをそそいで中火にかける。
(2)沸騰したら20秒ほど弱火で煮て、火を止めて茶こしでこして飲む。(胃酸過多の人はローズヒップは除く)
ローズ&オレンジティー<27kcal>
女性ホルモンの調整作用があり、女性のためのハーブといわれるローズペタルに、気を整える作用を持ち、体を温め、冷え症の改善にも使われる陳皮をブレンド。みかんの香りはとびやすいので、いれたてを楽しんで。
■材料(1人分/約2~3杯)■
陳皮(みかんの皮を乾したもの):小さじ1
オレンジ:1枚(うす切り)
■つくり方■
(1)2~3カップほど入るポットを温めて、砕いたローズペタル、陳皮を加えて沸きたてのお湯をそそぎ、ふたをして5分ほど置く。
(2)ティーカップに皮をむいたオレンジのうす切りを入れて、上からお茶をそそぐ。
(3)ティースプーンでオレンジを押して果汁をしぼってから飲む。
フレッシュハーブティー<37kcal>
胃酸過多や胸やけなど、神経性の消化不良を和らげてくれるカモミールをベースにバジルとタイムをブレンド。ハーブのさわやかな香りが気の巡りを促します。しょうがも少量使うことでさらに気を巡らせる効果がアップ。ハーブティーが苦手、という人はハチミツを少量加えると飲みやすくなります。
■材料(1人分/約3杯)■
カモミール:6~7本
バジル:2本の葉をつむ
タイム:5~6本
しょうが(生):うす切り3~4枚
■つくり方■
(1)フレッシュなハーブは、よく洗って水気を切り、ポットに入れる。
(2)(1)に沸騰したお湯を300mlほどそそいで5分ほど置く。
(3)成分が抽出されて色が出てきたら茶こしでこしてカップに注ぐ。(ハーブは乾燥したものを使ってもOK。その場合の分量は、カモミール小さじ1、バジル小さじ1/2、タイム小さじ1/2。つくり方はフレッシュハーブと同様)
今まで薬膳茶にあまり馴染みがなかった人も、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょう?
文/FYTTE編集部