みそ汁。昔から日本人になじみのあるものですが、いまここで秘かなみそ汁ブームがきています。固定概念を捨て、なんでもポンポンと切って、煮て、最後にみそを溶いたらできあがり! 「2018年度 第5回料理レシピ本大賞in Japan」の料理部門の大賞にも選ばれた『みそ汁はおかずです』(学研プラス)より、おすすめのみそ汁レシピを紹介します。
Contents 目次
野菜もたんぱく質も切って、煮て、最後に発酵食・みそを溶くだけ!
レシピ本大賞を受賞した、瀬尾幸子先生著の『みそ汁はおかずです』。なんといってもその魅力はみそ汁は「切る、煮る、みそを溶く」のたったの3ステップでできてしまう、という手軽さにあります。また最近では、「みそ汁の具はこうでなくちゃ」という思い込みは捨て、好きな具材を自由に入れて、その新しい味を楽しめるのも魅力のひとつ。ごはんとみそ汁にこだわることもなく、みそ汁にパンをあわせたっていいんです! ここでは、大人気のレシピ本『みそ汁はおかずです』より、特におすすめのみそ汁レシピ2品をご紹介します。
落とし卵+玉ねぎのみそ汁
卵入りでしっかりたんぱく質もとれるみそ汁は、写真のようにパンに添えて食べるのもおすすめです!
【材料(2人分)】
卵…2個
玉ねぎ…1個
だし汁…カップ3
みそ…大さじ3
好みでこしょう…少量
【つくり方】
1 小さめの容器2個に卵を1個ずつ割り入れる。玉ねぎは半分に切って芯を切り落とし、1cm幅のくし形に切ってほぐす。
2 鍋に玉ねぎ、だし汁を入れて強火にかける。煮立ったら中火にし、玉ねぎがやわらかくなるまで煮る。卵を静かに加え、かたまるまで2~3分煮る。
3 みそを溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。器に盛り、好みでこしょうをふる。
白菜キムチ+さば缶+長ねぎのみそ汁
つづいでは、今大ブームを起こしているさば缶をつかったレシピをご紹介します。さばを取り出した後の汁もおだし代わりに使うのがおいしさアップのポイントです!
【材料(2人分)】
白菜キムチ…120g
さばの水煮缶…1缶(190g)
長ねぎ…1/2本
水…カップ3
みそ…大さじ2
【つくり方】
1 白菜キムチは3cm幅に切る(切れているものはそのまま使う)。長ねぎは斜めに薄切りにする。
2 鍋に白菜キムチ、長ねぎ、水を入れて強火にかける。煮立ったら中火にし、さばの水煮、缶の汁を加え、白菜キムチがやわらかくなるまで煮る。
3 みそを溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
こちらの本では、ほかにも「まいたけ+ランチョンミート+こしょう」「高菜漬け+豚ひき肉+にんにく」「きゅうり+厚揚げ+しょうが」など、目を引くみそ汁のレシピがズラリと並んでいます。その数はなんと79種類! 今までに味わったことのないみそ汁に出合えること間違いなしです!
ぜひ、特別なものは準備せずに、しかも毎日習慣にできる、みそ汁で、新たな健康ライフを始めてみませんか?
『みそ汁はおかずです』(学研プラス)
文/FYTTE編集部