美肌やダイエットに効果的と注目を集めるヘルシーオイル。その中でも昔からなじみ深いのが、えごま油です。えごま油は群を抜いてEPAやDHAに代謝されるα-リノレン酸含有量が多いのが特徴。今回は、カルディで発売中の分包タイプの『美いね えごまオイル(分包)10P』を使ってみました。
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EPAやDHAをとるなら、えごま油
ヘルシーオイルの中でもα-リノレン酸含有量がダントツに多いえごま油。えごまオイルは約57%がオメガ3脂肪酸(α–リノレン酸)を含むn−3系脂肪酸です。
α-リノレン酸は体内でEPAやDHAに代謝されます。ブームのサバ水煮缶もEPAやDHA摂取にメリットが大きいためですが、EPAやDHAは美肌や生活習慣病対策によい働きがあるとされ、テレビでも認知症予防にいいと取り上げられることもしばしばです。
えごま油は酸化しやすいという弱点があり、小さな瓶で売られていますが、『美いね えごまオイル(分包)10P』は分包タイプなので、酸化する心配がないのがいいですね。
しかもこちらの分包タイプは一袋が1日分の目安量となっており、これなら過剰摂取もしなくてすみます。消費者庁が定める栄養機能食品としてのn -3系脂肪酸の目安の摂取量は1日0.6g~2.0gです。
加熱せずそのままかけていただく
えごま油は熱に弱いため、サラダなどにそのままプラスして食べるのがポイント。慣れてきたら、そのまま摂取しても大丈夫です。
昔から食べられてきたレシピは、卵ご飯に加えたり、えごま油を納豆に混ぜて食べる方法などで、もやしやにんじんなどのナムルの風味づけに用いる方法もがあります。
封を切るとえごま独特の香りがしてきます。さらっとしていて、使いやすいのですが、香りはややクセがあって、強めです。見た目はちょっとオリーブオイルに似ていますが、オリーブオイルよりも透明に近い澄んだ色です。
最初は納豆に混ぜてみましたが、納豆の匂いが少し中和され、えごまの風味のほうが強く感じられます。納豆の匂いが苦手な方や、匂いを消したいときはいいのかもしれません。
またお豆腐にかけたり、みそ汁にプラスして食べてみましたが、1日分がそれほど多くないためか、それほど強く香りが残らず、まろやかに感じられました。「油なのにそのままとりやすく、和食との相性もいい!」という印象です。えごまは風味づけ程度に用いるとおいしくいただけるようです。
摂取したことによる体調のデメリットも特にはなく、油なので腹持ちがいい気がしました。えごま油は脳にもいいとされるので、仕事の効率も上がるかもしれません。
カルディ 美いね えごまオイル(分包) 10P 321円
文・写真/庄司真紀