じつはヘルシーメニューもたくさんあるファストフード。メニューの選び方や食べ方さえ間違えなければ、ダイエットの敵ではないのです。上手な食べ方テクを管理栄養士の安中千絵先生に教えていただきました。
Contents 目次
脂質オーバーに注意する
「1日の脂質量は50g以内に抑えたいものですが、ファストフードは全体的に脂質の割合が高いメニューが多いため、気にせずに食べていると脂質のとり過ぎに陥りがちです。ファストフードで食事をするなら、1食あたりの脂質量は20g以内を目安にしましょう。
揚げものよりグリルで油を落としたメニューを選んだり、サイドメニューではポテトではなくサラダを選んだりするだけでも、脂質量を調整することができます」(管理栄養士・安中千絵先生)
<高脂質メニューの脂質量>
・てりやきバーガー 22.8g
・ポテト(S) 8.2g
・シェイク 4.7g
合計:35.7g
<低脂質メニューの脂質量>
・ハンバーガー 10.8g
・サラダ 0.1g
・ウーロン茶 0.0g
合計:10.9g
甘いドリンクを選ばない
「ハンバーガー+炭酸飲料やジュースという組み合わせはよくやってしまいがちですが、ダイエット中ということに限っていえば、これはNGな組み合わせ。
コーラやジュース、シェイクなどの甘いドリンクは、カロリーも高い場合が多いのです。さらに甘いドリンクは糖分も多いため、ハンバーガーの脂質とドリンクの糖質を同時に多くとることになり、太りやすくなります。飲みものはお茶やブラックコーヒーなど、できるだけ低カロリーなものを選びましょう」
<甘いドリンク>
・オレンジジュース 146kcal
・コーラ 140kcal
・シェイク 325kcal
<甘くないドリンク>
・ブラックコーヒー 5kcal
・ウーロン茶 0kcal
※カロリーはすべてMサイズです。