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まわりの人と比べて自分はやせにくいし、ダイエットのモチベーションが上がらないと思っているみなさん、「年齢を重ねればみんな太っていくものよね」とか「家族も太っているしどうせ私は生まれつきぽっちゃりだから」など、年齢や体質、家系を理由にダイエットを諦めていませんか？ これらの原因があると本当にやせないのでしょうか。ダイエットトレーナーの小山圭介先生に伺ってみました。
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思い込みをなくせばやせる思考に変わる
「たしかに年齢による体の変化や遺伝的なものは関係しますが、100%ではありません。それよりも太りやすいライフスタイルになっていないかが問題。たとえば遊び方にしても、昔は出かけて体を動かしていたのが、30、40代になっておいしいレストランやバーに行くようになっていませんか？ 思い込みに甘えず、やせるメカニズムを生活にとり入れれば、やせる思考に変わります」（ダイエットトレーナー 小山圭介先生）
ダイエット中のよくある思い込み BEST５
思うようにダイエット効果が表れないと、ついついやせない理由を見つけては納得し、投げ出してしまいたくなりますよね。でも、もしかするとそれはただの思い込みかもしれません。ダイエット中のよくある思い込み５選を紹介します。
１）太りやすい家系だからやせない
「遺伝的な要素もあると思いますが、太っている両親の生活習慣をそのまま受け継いでいる可能性が。子どものときから食事に揚げものが多かったり、家族みんなが夜ふかしだったり、運動しなかったりなど、思い当たることはありませんか？ 太りやすい生活習慣をやせる生活習慣に少しずつ変えていけば絶対に大丈夫！」
２）太りやすい体質だからやせない
「生まれ持って３つの体質に分かれている胚葉分類という考え方があります。体質ならどうしようもない、と思うかもしれませんが、これは後天的に左右できるもの。自分のタイプに合った改善法を行えばやせられるのです。そしてまず大切なのが姿勢！ 正しい姿勢と歩き方をマスターすればやせやすい体質に」
３）歳をとったから代謝が落ちてやせない
「年齢による代謝のダウンよりも、年齢によるライフスタイルの変化が問題です。エネルギーを発散するような遊び方をしなくなり、電車がなければタクシー…と生活も怠惰に。また、仕事や家庭でのストレスも増え、自分の時間もとりにくく、負のスパイラルに。それを断ち切るためにできることはありますよ！」
４）運動していないからやせない
「あえて時間をつくって、ジムに通って運動しようと思うと、脳は拒絶反応を起こしてしまいます。時間がなくてもできる、最高にいい運動は姿勢を正すことです。１円もかからず、時間もとられません。お腹を締めて肩甲骨を寄せて生活するだけで、30～40分エクササイズしたのと同じ効果が得られます」
５）出産したからやせない
「産後は睡眠時間と自分のための時間が削られてしまうもの。乳幼児のお子さんがいる場合は、子どもが寝たときに一緒に寝てしまうなど、なんとか睡眠時間の確保を最優先にした生活をしてみましょう。そして自分のための時間をあと30分つくる。この時間で、エクササイズや姿勢の改善を行えば、十分、産後体型を変えられます」
