本格的な冬が始まり、忘年会や新年会、イベントなどが増えるこの季節。
効率的に脂肪をエネルギーに変えるために欠かせないカルニチンについてご紹介します。
ちょっと早いですが、年末のディナーにもおすすめです。
Contents 目次
■ダイエットを強力サポートしてくれるカルニチン
よくダイエットで“カルニチン”という言葉を耳にしますが、何にいいのでしょうか?
私たちのエネルギーは、細胞のミトコンドリアという器官でエネルギーを生成しています。脂肪がエネルギーに変わるためには、このミトコンドリアの膜を通過する必要があります。
しかし脂肪だけあっても、この膜は通過できず、カルニチンがあって初めて通過することができ、エネルギーに変換されているのです。
カルニチンは、植物性のものにはあまり含まれておらず、お肉の赤身の部分に存在します。
ヒトの体内では、なんと98%が筋肉中に存在し、筋肉がエネルギーを消費するときに大切な成分です。主に腎臓と肝臓で生成されています。
医療の臨床現場では、高齢者で赤身のお肉をあまり食べない方や、腎臓や肝機能が低下している方では、健常人よりもカルニチンが不足していることが指摘されています。
筋細胞での、カルニチンが不足してしまうと、脂肪がうまくエネルギーに変わらず、筋痙攣を起こすことがあります。これがこむら返りの1つの原因です。
ダイエット中にあまりお肉を食べなかったりしたときに、足がつった経験は、ありませんか?
もしかするとカルニチン欠乏症かもしれません。
赤身のお肉をたくさんとりたいところですが、お肉に含まれるたんぱく質や飽和脂肪酸は、しばしば、腸内環境を悪化する要因になることがあるので、今回は、発酵調味料をしっかり使うことで美腸も叶えたカルニチンのレシピをご紹介します。
さらに、ダイエットをサポート促進するため、玉ねぎを使用します。
たまねぎのうれしいダイエット効果成分も一緒にいただきましょう。
<たまねぎに含まれるダイエットに有効な栄養素>
ケルセチン…内臓脂肪の燃焼を助けて排出する働き
硫化イソプロピル…血液中の糖の代謝を促進するため、血糖値を下げる働き
カリウム…塩分を外に排出し、むくみ防止効果
ビタミンB1…糖代謝を促進
カルニチンの赤身肉とたまねぎ、発酵調味料をつかった美腸ダイエットレシピはこちら。