これからの季節は忘年会やクリスマス、新年会など飲み会や食事会などが増える時期ですね。そうなるとついつい食べ過ぎてしまう、飲みすぎてしまう‥といったことがおこり、どんどん胃が大きくなって冬太りしてしまった!と感じることはありませんか? そうならないために、今回はエステティシャンである筆者が食べ過ぎた翌日の胃腸戻し法と日頃から太りにくい食事のとり方をお教えします。
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■食べ過ぎた翌日の胃腸戻し法
食べ過ぎたなあ‥と感じたときはできるだけ早く胃腸を戻すことがポイントです。胃袋が大きくなったまま、どんどん食べる量が増えることで燃焼が追いつかず、体に停滞して太る原因にもなります。
・食べ過ぎた翌朝は、寝起きにコップ1杯のお水を飲み、体を大きく動かしながらストレッチをしましょう。
・朝はヨーグルトとフルーツ、サラダなど消化しやすいものや水分を多く含むものをとり入れるようにしましょう。
・1日1.5ℓのお水をこまめに取り、意識的にトイレに行くようにして午前中の間に前日のデトックスをしましょう。
・昼食は(1)ゆっくりとスープを飲み、(2)サラダとゆで卵をよくかみながら食べ、(3)最後におにぎりを食べるようにして消化のよいものをとるようにしましょう。
・夕食は(1)ゆっくりとスープを飲み、(2)蒸し野菜と鶏肉などの低カロリー、低脂肪、たんぱく質を中心にしたものをたっぷりとる代わりに、(3)お米や麺類は控えておきましょう。
■日頃から太りにくい食事のとり方を意識しよう
ふだんの食事はどのようなメニューをとっていますか? 外食にいったり、コンビニで済ませたり、自炊をしているなどさまざまですね。
食事によって太るというイメージですが、必ずしも食事だけが太る原因ではなく、運動不足や栄養の偏り、食事量が多いということも考えられます。日頃から太りにくい食事のとり方をご紹介します。
(1)温かい汁物・スープを最初に口にする
食事の際に最初に何から食べますか? 大好きな揚げ物やお米、おかずや野菜、汁物などがある中で最初に口にすることを意識してほしいのが汁物やスープ。
空腹の状態にカロリーの高いものや味つけの濃いものを食べると一気に吸収し、食べ過ぎになりやすいです。
そうならないために、野菜たっぷりの豚汁やおみそ汁、コンソメベースの野菜スープなど「温かいもの」をとることで冷えた内臓を温める効果や満腹感が高まることで暴飲暴食予防にもなります。
(2)低脂肪・高たんぱく質メニューを意識して
人間の体にある内臓や筋肉、髪や肌、爪などを作るには「たんぱく質」が必要です。脂肪分の少ないお肉やお魚、卵や大豆などの豆類などを使った食事メニューにし、お野菜、きのこ類、海藻類などの食物繊維やミネラル、ビタミンなどの栄養素を意識しましょう。
揚げ調理ばかりではなく、蒸しや焼きの調理法がオススメです。
(3)炭水化物と糖分は控えめに
炭水化物ともなるお米やパンはある程度の量はエネルギーとなるので必要ですが、量が多すぎるのはよくありません。
お菓子やジュース、デザート、調味料に含まれている砂糖や人工甘味料のとりすぎも注意しましょう。
(4)ダラダラと携帯やテレビを見ながら食べない
食事をするときに携帯やテレビを見ながらダラダラと食べている‥なんてことはありませんか? ながら食べによって味覚と視覚が低下してダラダラ食べてしまっていることも。食事に集中してよくかみながら満腹感と満足感を高めるようにしましょう。
(5)食事は寝る2〜3時間前には済ませておくこと
寝る直前の食事は控えましょう。活動している日中は交感神経が優位なので燃焼力もありますが、夕方以降は副交感神経が優位になることで体はリラックスモードに入ります。
そうなると燃焼スピードが落ちることはもちろん、食べてすぐに寝るのは消化にもよくありません。寝る2〜3時間前には食事を済ませるようにしましょう。
このように、これからの時期は飲み会や食事会が増えてついつい食べ過ぎてしまうこともあります。そんなときは次の日に早急に胃腸を戻しておくことがポイントです。
水分やスープや汁物をしっかりとることで一時的にお腹が膨らみますが、消化しやすいものなので固形の食べ物に比べて胃袋がどんどん大きくなることがありません。日頃から太りにくい食事のとり方を意識して、健康的な体型維持を心がけましょう。