年末は外食の機会が増え、さらに仕事は忙しく、いつもの食生活でが過ごせないとき。シーズンだからしょうがないと開き直ると、気がつけば、『ウエストがきつい…』なんてことにもなりかねません。そこで、食べすぎてしまったり、食生活が乱れているな、と感じた日におすすめの切り干し大根を使ったヘルシーレシピをご紹介します。
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■腸が喜ぶ、「食物繊維」を賢く取ろう!
「食物繊維」は人間の消化酵素では分解されず、短鎖脂肪酸に変換されエネルギーとして吸収されます。腸を刺激し蠕動運動を活発にし、便通を促す働き、そして老廃物を体外へ排泄してくれるなどの重要な役割を果たしてくれています。
■食物繊維は2種類ある
<水溶性食物繊維>
水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶けやすく、腸内の水分に溶けヌルヌルのゲル状になり、腸粘膜を保護したり、空腹感を抑制してくれます。そのほかにも、糖の消化吸収をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる役割を担っています。
主な水溶性食物繊維食品
・わかめ・昆布・フカヒレ・山芋・なめこ・オクラなど、ネバネバした食材
<不溶性食物繊維>
不溶性食物繊維は、水に溶けにくく、水分を吸収して数倍〜数十倍に膨らみ、腸の壁を刺激し蠕動運動を促進し、便秘を予防してくれます。そして、肥満を改善し、腸の病気の予防にも役立ってくれます。
主な水溶性食物繊維食品
・玄米・切り干し大根・根菜類・豆類など
■韓国風、ピリ辛切り干し大根レシピ
【材料】
・玉ねぎ(薄切り)・・・1個(200g)
・切り干し大根(水で戻す)・・・30g
・にんじん(千切り)・・・3㎝幅(50g)
・三つ葉又は季節の青菜(ざく切り)・・・10g
・塩・・・少々
A調味料
・しょうゆ・・・小さじ2
・しょうゆ麹・・・小さじ1
・ごま油・・・小さじ1
・豆板醤・・・小さじ1/2~小さじ1 (お好みの量で)
・にんにく(すりおろし)・・・ひとかけ
【作り方】
(1)鍋に大さじ2の水、玉ねぎ、ひとつまみの塩を振り、玉ねぎが透明に甘くなるまでウォータースチーム(弱火で蒸し煮)する。
(2)(1)へ、にんじん,切り干し大根を重ね、ひとつまみの塩を振り、にんじんがやわらかくなるまで再びウォータースチーム(弱火で蒸し煮)する。
(3)(2)へAを加え、調味料と具材をさいばしでやさしく混ぜ合わせ、1分ほどウォータースチーム(弱火で蒸し煮)する。
(4)器へ盛りつけ、三つ葉を散らす。
お子様や辛いものが苦手な方は、豆板醤を抜いても中華風切り干し大根としておいしく召し上がっていただけます。