緑茶は緑茶のままで飲むのが一般的。アレンジティーはあまりなかったのですが、最近はレモンティーやブレンドティーのようにさまざまなエッセンスを加えたものを楽しめるようになってきました。
無印ではなんと「栗」も! 和食の食材としてなじみのある「栗」と「柚子」ですが、緑茶とブレンドすると…? 今回は無印良品の『栗グリーンティー』と『柚子グリーンティー』をレビューしていきます。
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ほんのり甘い栗の香りの『栗グリーンティー』
鹿児島県産のオーガニック茶葉に、栗を合わせた栗グリーンティー。
お茶は緑茶そのままの透き通った緑色ですが、ほんのり甘い栗の香りが漂い、これまでにない未知の感覚!
栗というと和菓子っぽいのですが、和菓子と緑茶の組み合わせを想像していると、意外と和風ではなく洋風のブレンドティーだと気づきます。近いのはモンブランやマロングラッセのような豊かな甘い香り。
しかし、甘すぎにならず、まろやかさのある緑茶とのブレンドで、甘さと渋みとのバランスをとっています。
ほっとしたい午後のひとときにぴったりな甘い栗のブレンド緑茶。
甘さのあるお茶はリラックスタイム向きなのですが、緑茶ベースなので、食事のお供としても邪魔をしません。
すっきり爽やかな『柚子グリーンティー』
栗のほうと同じく鹿児島県産のオーガニック茶葉をつかった『柚子グリーンティー』。
緑茶の渋みと爽やかな柚子の香りがよいハーモニーを奏でます。すっきりとしつつ、深みもあります。
栗のほうは洋でしたが、こちらは完全に和の感覚です。
柚子で風味づけした漬けものがありますが、柚子と緑茶の組み合わせから、緑茶を飲みつつ柚子大根を食べている、そんな感覚に陥ってしまうかもしれません…!
古くて新しい緑茶のブレンドティー。
香りのついたお茶は、香りが楽しめるのは最初のほうだけというものが多いですが、こちらはジャスミンティーのように最後まで香りがなくならずに、後味まで栗の甘さや柚子の爽快感が残ります。
両方ともふたをして1分ほど蒸らすと、香りと緑茶の深みがよく出てきます。ごはんのお供にする場合は、もう少し蒸らし時間は短くてもよいと思います。
無印良品 柚子グリーンティー 税込390円
栗グリーンティー 税込390円
文・写真/庄司真紀