過酷な環境下で、さまざまな種類の食物を糧にして命をつないできた遊牧民を祖先にもつのがB型。
「B型は、野菜や果物、魚、肉、穀物、乳製品と、いろいろな食べものを消化する能力を持っています。バラエティー豊かな食材を楽しんでとりましょう。中でも重要なのがたんぱく質。B型はたんぱく質が不足すると、甘いものや炭水化物がほしくてたまらなくなったり、イライラしたり、疲れやすくなったりします。すべての食事に十分な量のたんぱく質をとり入れましょう。また肉類を分解する酵素が多いB型は、肉類を消化することで代謝がアップします。ただし脂肪分が少ない赤身の肉を選ぶこと。特に牧草飼育の羊肉や牛肉がおすすめ。鶏肉、ごま、とうもろこし、そば、小麦は、B型を太りやすくするとされているので控えめに」
そんなB型にオススメなのは以下のような食材。ほかに、エクストラバージンオリーブオイル、すいか、緑茶もB型のスーパーフード。
Contents 目次
【1】濃い緑の葉野菜のほか、カリフラワーなどもOK
ほうれんそうなどの濃い緑色の葉野菜やブロッコリーはB型にも必須のやせ食材。また、カリフラワーやキャベツ、さつまいもなども○。
【2】さば、いわしなど脂ののった魚
たんぱく質を積極的にとりたいB型には、代謝を上げてやせやすくするオメガ3脂肪酸が豊富な、さば、いわしなど脂ののった魚も◎。
【3】ヨーグルトなど発酵タイプの乳製品
乳製品に耐性があるB型。特に、ヨーグルトなどの発酵タイプの乳製品は、お腹がゴロゴロしにくく、腸内環境も整えてくれます。
【4】牛肉、ラムなどの赤身の肉
B型は、肉を消化することで代謝がアップ。ただ、脂肪分が多い肉類は体に負担になるから、脂身の少ない牛肉やラムの赤身などを選んで。
【5】しいたけ、まいたけなどのきのこ類
しいたけやまいたけなどのきのこ類は食物繊維が豊富。特に、しいたけは、免疫力を強化する作用も高く、美肌もつくるのでおすすめ。
野菜と赤身肉を使用した、B型代謝アップメニューはコチラ
監修/エリカ・アンギャル、取材・文/和田美穂、撮影/小澤晶子