「だし」に含まれているうまみ成分は適度な食欲を促しますが、食後の満腹感を長持ちさせて食べ過ぎを防ぐという効果も。また、昆布だしには脂肪をたまりにくくする効果もあるのだとか。そこで、だしをたっぷりとれるダイエットレシピを薬膳にも精通している料理研究家の北山みどりさんに教えてもらいました。使うだしは、かつおと昆布の「合わせだし」がおすすめです。
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代謝をアップ!「麩と牛肉の辛みそ鍋」
良質なたんぱく質がたっぷりな豆腐とお麩は、基礎代謝をアップする効果が期待できます。とくにお麩は保水性があるので、満腹感を得やすいところもダイエットにプラス。辛みそも代謝をアップする効果があります。
<材料>(2人分)
麩…20g
牛肉(切り落とし)…100g
木綿豆腐…小1丁(200g)
玉ねぎ…1個
ニラ…1束
えのきたけ…1袋
油揚げ…1枚
キムチ…50~100g(好みで)
[A]コチュジャン…大さじ3
[A]しょうゆ…大さじ1.5
[A]砂糖…大さじ1.5
[A]すりごま白…大さじ1.5
<作り方>
1.麩は水につけて戻し、しっかり絞っておきます。豆腐は4等分、玉ねぎは5mm幅、ニラは3cmの長さに切ります。えのきは石づきを取り、小房に分けます。油揚げはさっと熱湯をかけて油抜きし、食べやすい大きさに切ります。
2. [A]を混ぜておきます。
3. 鍋に、だし、(2)の1/2を入れて混ぜます。そこに(1)の具材、牛肉、キムチを入れ、残りの(2)をかけて加熱します。
4. 豆腐が温まったららできあがり。
POINT
・牛肉も良質なたんぱく質を含んでいますがカロリーに注意。なるべく赤身を使いましょう。
・辛さはキムチの量で調節してください。
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