流行りの低糖質ダイエット。夜だけ低糖質にしても効果はあるの?
「夜は日中と違って体をあまり動かさないぶんエネルギーを消費しにくくなり、消費されない糖質はよぶんな脂肪に。夜だけでも糖質を抑えた食事にするのはダイエットに有効です。しかも、夜だけ実行すればいいので、気軽に取り組めます」
ふだんの夕食から、ただ主食を抜いた食事にするのはもの足りなく感じそうですが、肉や大豆の高たんぱく食材や、野菜、きのこなどの食物繊維食材など、意外に低糖質食材は多いそう。
下の「夜だけ低糖質レシピ」のルールを確認して、チャレンジしてみてはいかが?
Contents 目次
【ルール1】高たんぱくな肉or魚を必ずとる
「代謝UPには欠かせないたんぱく質を、たっぷりとるのがコツ。特にたんぱく質の宝庫ともいえる肉や魚をメイン食材にして必ずとるようにして」
【ルール2】材料は大きめに切ってかみごたえアップ
「かみごたえがあると噛む回数が増え、食事時間がゆっくりに。これで満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぎ、血糖値の急上昇も抑えられます。材料は大きめに切って」
【ルール3】1食の炭水化物量は20g以下を目安に
「ごはん茶碗1杯(150g)の炭水化物量がおおよそ55gになるところ、夜だけ低糖質レシピでは、1食20g以下を目安量に。ただし、炭水化物以外の栄養素はバランスよくとるようにして」
夜だけ低糖質にはこんなやせ効果も!
食物繊維をたっぷりとるから翌朝快腸!
低糖質レシピでは野菜やきのこ、海藻類などをたくさん使うので、自然と食物繊維の量が増えます。糖の吸収をゆるやかにするほか、便通も促すのでおなかスッキリ!
糖質を減らすことで寝ている間も脂肪燃焼
人間のエネルギー源となるのが脂質や糖質。糖質は素早くエネルギーに変換される性質があり、脂質は使われにくく。糖質を控えれば脂質を燃やす時間が増えます。
監修/大越郷子、取材・文/相川千鶴<レッカ社>、撮影/小澤晶子