腸内環境を整えて便秘の改善などに役立ち、食欲をコントロールする作用なども期待できるという「酢えのき」。料理研究家で管理栄養士の金丸絵里加先生が教えてくれた酢えのきは、食感がよくて、はちみつが少し入っているからまろやかで食べやすい。噛むほどに甘みが感じられるのでそのまま食べても、料理にプラスしてもおいしい! 酢えのきの酸味と食感のよさで、いつものサラダやスープがますますおいしくなる、2つのレシピをご紹介します。
Contents 目次
*前回ご紹介した、「酢えのきの基本の作り方」はこちら!
◆酢えのき入りサンラータン
材料(2人分)
酢えのき……80g
にら……1/5束(20g)
ハム……4枚
卵……1個
鶏ガラスープの素……小さじ1
塩、こしょう……各少々
<A>
片栗粉……小さじ2
水…大さじ1
ラー油……適量
作り方
(1)にらは3~4cm長さに切る。ハムは半分に切ってから細切りにする。卵は溶きほぐす。
(2)鍋に水2カップと鶏ガラスープの素を入れて火にかけ、煮立ったら、にら、ハム、酢えのきを加える。ひと煮たちしたら弱火にし、塩とこしょうで味を調える。
(3)<A>の水溶き片栗粉をよく混ぜて流し入れ、とろみがついたら溶き卵をまわし入れて好みの加減に火を通す。火を止め、好みでラー油をたらす。
つづいては、酢えのきを使ったポテトサラダのレシピをご紹介!
◆酢えのきと卵のポテトサラダ
材料(2人分)
酢えのき……80g
じゃがいも……大1個
ゆで卵……1個
マヨネーズ……大さじ1と1/2
マスタード、砂糖……各小さじ1
パセリ(みじん切り)……少々
作り方
(1)じゃがいもは洗い、皮つきのままラップで包む。電子レンジ(600W)で2分加熱し、裏返して2分加熱する。
(2)ゆで卵は殻をむいて粗く刻む。
(3)ボウルにマヨネーズとマスタードを入れて混ぜ合わせる。
(4)じゃがいもが温かいうちにラップを取り、皮をむいて(3)のボウルに入れ、フォークの背などで粗くつぶしながら混ぜる。(2)と酢えのきを加えてさっくりと混ぜ、パセリを散らす。
手軽に作れる酢えのきを活用して、お腹スッキリ! 夏前のダイエットにぜひとりいれてみてくださいね。
取材・文/三浦良江 撮影/安井真喜子 スタイリング/井口美穂