ダイエットにも美容にも欠かせない野菜。とりあえずサラダを食べておけば安心!と思っている人も多いのでは? 実は、野菜を食べるときには、旬を意識することが大切。旬の冬野菜のやせパワーに迫ります!
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冬野菜は、栄養満点!
効率よく野菜の栄養を取り入れるなら、旬の野菜を食べるのがおすすめ。旬の野菜は鮮度がよく、栄養もたっぷりと含まれています。特に、大根、ねぎ、白菜、小松菜、ほうれん草、ごぼうなどの冬野菜は、ビタミンCやビタミンEが豊富で、血行を促進して体を温める作用もあるため、寒い季節にはうってつけの食材。鍋やポトフ、煮物などの煮込み料理なら、かさを減らすこともできるので、たくさんの量を食べることが可能に。しょうがや唐辛子などの薬味をプラスすれば、体を温める効果がさらにアップ!
<冬野菜&しょうがで体ぽかぽか! おすすめ鍋レシピ>
寒い季節にほっこりあったまる! しょうが風味の常夜鍋
脂質ひかえめでヘルシーに。みそしょうがちゃんこ鍋
体がぽかぽかあたたまる。さば缶しょうが鍋
冬野菜の代表! 大根・ねぎ・ごぼうのやせパワー
1.大根
大根の白い根には、でんぷんを消化・分解するアミラーゼという酵素が含まれており、炭水化物の消化を助けて胃もたれを防ぐ働きがあります。豊富な食物繊維が、胃腸の働きを整えて、便秘の改善を促す効果も。また、ビタミンCは100g中12mgも含まれています。酵素を取り入れるなら、大根おろしで食べるのがおすすめです。ただし、酵素は空気にふれるとじょじょに減っていくため、すりおろすのは食べる直前に。
大根の葉は緑黄色野菜に分類され、カルシウムやβ-カロテン、鉄分などが豊富。栄養価が高いので、積極的に食べて。
<酵素を活性化! 大根おろしレシピ>
さばのみそ煮の大根おろし添え
さつま揚げの大根おろしあえ
2.ごぼう
ごぼうには、水溶性食物繊維のイヌリン、不溶性食物繊維のセルロースとリグニンという2種類の食物繊維が含まれています。イヌリンには、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあり、セルロースとリグニンには、腸のぜん動運動を高めて、便通をスムーズにする働きがあります。Wの食物繊維で、ポッコリおなかもスッキリ!
<唐辛子で体脂肪を燃焼! ごぼうレシピ>
ごぼうとれんこんの塩麹きんぴら
ごぼうの揚げびたし
3.ねぎ
ねぎの辛み成分、硫化アリルには、血行を促進して体を温める作用があるため、冷えの改善に効果的。また、ビタミンB1の吸収を高める作用もあり、ビタミンB1が豊富な豚肉と組み合わせることで、疲労回復効果も期待できます。
<体がじんわりあったまる! ねぎを使ったスープレシピ>
たらと長ねぎのスープ煮
白菜と長ねぎのミルクスープ
旬の冬野菜で、栄養をたっぷり摂り、ダイエット効果を高めていきましょう!
文/eko