新年度に向けて仕事も忙しくなるこの季節。残業や運動不足で、気づいたら肩こりがひどくなりがち。
肩こりは、パソコンなど同じ姿勢が続くオフィスワークや、立ち仕事、運動不足、ストレスなどにより引き起こされます。そんなつらい肩こりをスッキリさせるのに、リフレクソロジーが役立つのを知っていますか?
リフレというと“足”のイメージですが、足裏には全身の反射区があり、足だけでなく肩こりにも効果が! 自宅でできる簡単リフレで肩こりを楽にするべく、リフレクソロジーの専門スクール「クイーンズウェイ リフレクソロジー・スクール」のインストラクター・佐藤明子さんに聞きました。
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リフレクソロジーで肩こりからくる頭痛をやわらげる
リフレクソロジーは、足裏を刺激することで間接的に臓器に働きかけたり、血流を改善して新陳代謝をアップさせたりと、体の不調を改善する効果があります。
では、肩こりに効果的な反射区を4つ紹介しましょう。まず、親指の裏側は頭部の反射区で肩こりによる頭痛を緩和してくれます。親指の付け根は首の肩こりをほぐす効果が。小指の付け根から指1本分かかと寄りの部分は、肩の反射区です。また、足の内側アーチの部分は、脊椎をリラックスさせて肩のこりを緩和します。
では、その4つの部分を刺激する、1日5分でできる簡単なリフレクソロジーを実践していきましょう。
簡単リフレで肩こりスッキリ
自宅でリフレクソロジーをする時は、力任せに施術せず、体重を利用して寄りかかるように刺激するのがポイント。無理に力を入れると、逆に肩がこって疲れてしまうことも……。椅子に座ったままでも床やベッドの上でもOKですが、足裏を押す指に体重をかけて行うのが大切です。
Step1 薬指と小指の間を、足裏と足の甲の両側からはさむようにして刺激します。
Step2 親指の根元を骨に沿うようにして揉みほぐします。
Step3 足の甲の内側、脊椎の反射区を骨に沿ってすべらせるように揉みほぐします。
Step4 親指の先を揉みほぐすように刺激します。
肩がこり固まってしまう前に、セルフリフレで日ごろからこまめにケアしておきましょう。
参照元/「疲れをとってキレイを手に入れる おウチでできる! ハッピー・リフレクソロジー」(PHP)