初夏から夏にかけては野菜のおいしい季節。シンプルにゆでたり、蒸したり、そのまま生でも十分おいしいですね。旬の野菜のおいしさを引き立てるのがほんの少しの調味料。カルディで見つけたのは、古くから続く本場フランスのルシューのマヨネーズです。マヨネーズは日本でも定番ですが、元々はスペインの小さな島が発祥。そこからフランス全土に広がったといいます。
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フランスの老舗のマヨネーズ
世界中で親しまれているマヨネーズ。
元々スペインの小さな島で生まれたソースですが、なんとフランスでは18世紀からマヨネーズが食べられているそう。 そう“マヨネーズ”はフランス語由来です。
卵と酢と食用油のシンプルな材料で作る調味料ですが、日本だけみてもさまざまなバリエーションがありますよね。最近はカロリーハーフのようにヘルシーなものが増えています。
さて、カルディで見つけたルシューはフランスの食用油のリーディングメーカーで、1960年から発売しているものです。フランスのド定番マヨネーズといったところです。
ルシューマヨネーズは瓶タイプで、スプーンですくうタイプ。
原材料を見ると、食用植物油脂、醸造酢、卵黄、食塩は同じですが、加えて、濃縮レモン果汁加えられており、着色料としてマリーゴールド色素、パプリカ色素が用いられています。
クリーミィで酸味が少なく何にでも合う
今回は、スティックきゅうりや蒸したブロッコリーのディップにしてみました。
スプーンですくうとぷるんとしています。日本のものよりもゼリーのように形がくっきりつきます。
味は日本のものと比べると酸味が少なく、やさしいまろやかな味わいです。
クリームソースのようなプレーンさと、レモンの風味がさっぱりした味わいが合わさって、濃厚さもありながら野菜の味を引き立てる味わいになっています。
何にでも合うのですが、食酢による刺激が少ないので、野菜以外にもサンドイッチや蒸した魚にも合いそう。冷製のパスタと和えてもおいしそうです。
やはり日本のものだと、淡白な味のサラダのドレッシングとして用いられることが多いので、味が強くなっていますが、フランスのものだと、魚や肉のソースとしても用いるなど、食材が若干違っているため、味わいが異なってくるのかもしれません。
野菜のおいしい季節に、つけ合わせにしたい本場のマヨネーズ。
お試しに野菜以外にも、タコの刺身やさつまいもの天ぷらにつけて食べてみましたが、そちらも相性よくとてもおいしかったです。
マヨネーズはあまり食べないのですが、そんな人でも食べやすいマヨネーズかと思います。
ルシュー マヨネーズ瓶 235g 348円(税込)
文・写真/庄司真紀