おいしいドレッシングがあると、野菜やお肉も素材の味が引き立てられて見違えるようなひと皿になります。ただ市販のドレッシングは保存料が入っていたり、高カロリーだったりで特にダイエット中は避けたくなるかもしれません。カルディで見つけたのは、ドイツで50%のシェアを誇るというキューネ社のドレッシング。保存料一切なし、ノンオイルで低カロリーのハーブドレッシングです。さっそく使ってみました。
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ワインビネガーにハーブをミックス
1722年にベルリンでビネガー製造会社として発足したキューネ社。
ドイツでは50%ものシェアを誇る人気ナンバー1のドレッシングです。
『ノンオイルドレッシングハーブ』は、ワインビネガーを主体に、細かくきざんだ赤ピーマンやたまねぎとディルやパセリなど数種のハーブに香辛料が加えられています。
ディルというのは、やわらかな細い葉が特徴のハーブで、さわやかな香りがあり、鮭など魚料理との相性がよく、調理に用いられます。
ノンオイルで透き通ったドレッシングなのですが、液体が分離せず、みじん切りの具材がふわっと浮いていて、日本ではみない新鮮なタイプです。
原材料は醸造酢、ぶどう糖果糖液糖(小麦含む)、砂糖、食塩、たまねぎ、パプリカ、トマト、酵母エキス、ディル、パセリ、pH調整剤、増粘剤(カラギナン、カロブビーンガム)、香料となっています。
キューネ社のドレッシング類は共通して保存料は一切使われていないそうです。
カロリーは100gあたり45 kcalとなっており、日本でおなじみのノンオイル青じそドレッシングよりも少し低いくらいのカロリーです。
口当たりのよいマイルドなドレッシング
ドレッシングはノンオイルですが、オイル系のトロッとした食感で、和風ドレッシングと比べると濃厚さがあります。
海外製のドレッシングは味が強いイメージがありますが、思ったよりもビネガーがやさしく、野菜のおいしさを引き立てて自然な味わいです。
ハーブのさわやかさが口に広がって、イタリアンやフレンチレストランで出てきそうな味です。
香りはピクルス風味で食欲をそそりますが、辛味やスパイシーさはあまりないです。
ハーブが強いと食べにくいのですが、絶妙なハーブ感が野菜やお肉、魚などの具材をおいしくしてくれます。
サラダにかけるとグッと輪郭が出て、味がよくなります。キャベツやキュウリ、トマト以外にも温野菜のズッキーニやゆで卵など、淡白な味わいのものはどんどん食が進みます。
カルパッチョ風にカツオの刺身にもかけてみましたが、なかなかおいしくいただけました。和食の刺身も一瞬で洋食に早変わりです。
そのほかサンドイッチや手作りピザのトッピングにも合いそうです。
お酢ならではのツンとくるキツさは全くなく、お子さんも食べやすいマイルドさが人気の秘密のよう。野菜だけではなく蒸した魚やお肉にも合うので、いろいろ組み合わせてみるのも楽しそうです。
キューネ ハーブドレッシング 250ml 378円(税込)
文・写真/庄司真紀