ダイエットというと食事制限を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、ガマンしてばかりだとストレスがたまって、かえって過食になってしまうことも。
そこで、3か月で4kgのダイエットに成功した経験を持つインナービューティープランナーの峰村咲子さんに、無理なくやせるための心得を教えていただきました!
Contents 目次
みなさま、こんにちは。
管理栄養士・木下あおい主宰の日本インナービューティーダイエット協会で、インナービューティープランナーとして活動しております峰村咲子です。
京都でお出汁×発酵調味料のごはんをお伝えする、料理教室「Laugh a lot」を主宰しております。
週に2、3回は外食に行っていた私ですが、いっさいやめて自炊生活を始めたら、無理なく体重が4kg落ち、お腹周りがスッキリしました。そこまでストイックに食事制限はしていないのですが、やはり自炊で自分の食事を管理することが理想の自分に近づく最大の方法だとあらためて実感しました。
今回は、そんな私が気をつけていたことと、そのとき食べていたレシピをご紹介したいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
食事は「ゆっくり、楽しむ」
以前、ストイックにダイエットしていたときは、「必要な栄養素は摂取しなきゃ!」と野菜やたんぱく質を多く食べてしまっていたり、「夜は炭水化物をやめよう!」と思えば思うほど夜ごはんやパン、麺類などが気になってしまったりして、思うように食事管理ができませんでした。
ダイエットを意識すればするほど、なかなかうまくいかないこと、みなさんもご経験があるかと思います。ですので、あまり気にせず食事をゆっくり楽しむことが大事です。
節約とダイエットをかけ合わせる
外食に行くと、1回でだいたい安くても2000円前後、居酒屋さんやちょっと流行りのお店に行ったりすると5000円くらいは平気で使ってしまいますよね。
友だちや家族と食事を楽しむ場ということが大事なので、外食もいいと思いますが回数が増えればそれだけお金も飛んでいってしまうし、脂肪も蓄えてしまいます(笑)。
それに比べておうちでごはんを作れば、500円前後でおいしいおかずを作ることができます。また、調味料などもすべて自分が把握できるので、体にとってもすごく安心です。
先日、安売りだった白身魚、じゃがいも1個、トマト1/2個で、お昼ごはんを作りましたが、これがとってもおいしくできました! それでもかかった費用は300円ほどです。
また何より、自分でおいしいごはんが作れるようになると自信につながり、生活がとても楽しくなります! 自炊は、食事管理も節約術にもつながるのです。
常に動く、お腹に力を入れる
ふだんはデスクワーク勤務なので、気づけばずっと座りっぱなし状態。背中も曲がって猫背になりがちに。そんな私が日頃気をつけているのが、階段を使うこととお腹に力を入れておくこと。これなら今からでも簡単にできますね。
あとはなるべく1時間に1回は立ち上がったり、帰宅後に10分でもいいのでウォーキングの時間をとるようにしています。食べたらすぐに立ち上がってお皿を洗うなど、常に軽く動ける状態をキープすると、ためない体に近づくことができます。
簡単でヘルシー♪ 「サバ缶とトマトの豆腐のせ にんにくオイルがけ」
では、最後にサバ缶とお豆腐で簡単にできるヘルシーなレシピをご紹介します!
サバに含まれるたんぱく質や、DHA・EPAなどの体に必要な脂肪酸が摂取でき、さらにお豆腐を使ってヘルシーに仕上げた一品です。簡単なのですぐに作れますよ! 夜ごはんにぜひ一度お試しくださいね。
<材料>2人分
トマト 1/2個
豆腐 1/2丁
サバ水煮缶 1/2缶
にんにく 1かけ
大葉 3枚
塩麹 大さじ1
ごま油 大さじ2
<作り方>
(1) 大葉はせん切り、にんにくはスライス、トマトはさいの目切りにする。サバ
は食べやすいようにほぐす。豆腐は食べやすい大きさに切り、ペーパーで軽く水気をとり、皿に盛っておく。
(2) トマト、サバ、塩麹をボウルに入れて混ぜ合わせ、豆腐にのせる。
(3) フライパンにごま油とにんにくを入れ、少し火にかけてにんにくの香りがたってき
たら、盛りつけたサバとトマトに上からかける。最後に大葉を散らす。
<ポイント>
ごま油の代わりにオリーブオイルやココナッツオイルでもおいしく仕上がります。
塩麹がなければ、塩少々でもOKです。
豆腐は水が出やすいので、ペーパーで軽く押さえてから皿に盛るとよいです。
最後に油をかけたときに、じゅわっという音とともに香りが広がります!
五感で楽しみながら、ぜひお召し上がりください。
いかがでしたでしょうか。ダイエットで理想の自分に近づくのはもちろん大事ですが、おいしいものを食べて楽しむこともすごく大事です。
いつも仕事でガンバっている自分をいたわりつつ、まずは日々の生活に小さな幸せをとり入れていきましょう。