これまで1万人以上を美ボディに導いてきた、"ダイエット王子"こと小山圭介先生が、ダイエットのお悩みや疑問に答えます! 今回は、「食べることが大好きで、甘いものや脂っこいものをガマンするとストレスを感じてしまう…」そんな人におすすめな、食事制限しなくてもやせる方法を教えていただきました。
Contents 目次
今回のお悩み
ダイエットをして体重を落としたいと思っています。
でも、食べることが大好きで、甘いものや脂っこいものをガマンするとストレスを感じるんです…。
好きなものを食べてもやせる方法はありますか?
食事にメリハリをつければ、好きなものをガマンしなくていい
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
ダイエットには、食事の改善以外にもたくさんのアプローチ法があります。
食べたいものをガマンするのがストレスになってしまうのであれば、別の方法でダイエットをすればいいのです。
例えば、次の5つのことを行えば、食べても太りにくい代謝のいい体をつくることができます。
- 姿勢を正す
- 運動量を増やす
- 心身のストレスをケアする
- 内臓のコンディションを整える
- 睡眠を充分にとる
- 姿勢を正す
- 運動量を増やす
- 心身のストレスをケアする
- 内臓のコンディションを整える
- 睡眠を充分にとる
とはいえ、糖分の多い菓子類、脂質過多な揚げもの、食品添加物の多い加工食品などを毎日とり続ける食生活を送っていれば、健康的にやせることはできません。糖分や脂質のとり過ぎを抑え、栄養バランスの整った食事に変える必要があります。
でも、それは理想論であって現実には食生活を急に変えるのは難しいですよね。
食の嗜好は子どもの頃からの食習慣の影響が大きいので、食べたいものをすべてガマンするとストレスになり、リバウンドにつながることもあります。
甘いもの、脂っこいものなどを食べたら翌日はヘルシーな和食にするなど、食事に”メリハリ”をつけて調整しましょう。
脂っこい食事を「2食」「2日」続けない
好きなものを食べながらダイエットするキーワードは、
「太りやすい食事を2食・2日続けない」
ことです。
例えば…
- 脂っこい食事を2食続けない。
昼食に脂っこいものを食べたら、夕食は魚介類か豆腐が主菜の和食にする。
(メニュー例:夕食 刺身、青菜のおひたし、きのこと海藻のみそ汁、雑穀ごはん) - 飲み会の翌日は、ヘルシーな食事にする。
外食でビールを飲み、焼き肉を食べたら、翌日の朝食は軽めにし、昼食、夕食は和食に。
(メニュー例:朝食 ホット豆乳、果物
昼食 さけ、昆布のおにぎり、野菜サラダ
夕食 湯豆腐、野菜の具だくさんみそ汁、雑穀ごはん)
このように調整すれば、ストレスがかからないのではないでしょうか。
自分が日々どんなものを食べているのか意識していないと、消費エネルギー以上にカロリーを摂取してしまい、体に脂肪がつきやすくなります。
毎食、メニューを選ぶときに前日や前の食事で何を食べたのかを思い出し、調整してください。
慣れてくると、だんだん脂っこいもの、甘いものを食べるのが重く感じるようになり、食のし好が変わってくるはずです。
少しずつ食生活を改善して、健康的にダイエットしましょう!
取材・文/掛川ゆり