寒い季節の必須メニューといえば簡単に作れるスープですよね。日本ではフリーズドライやパウダーのものが多いですが、アメリカで140年以上も前から親しまれているのがキャンベルの缶スープ。日本のスーパーでも見かけるようになりましたが、カルディでもさまざまな種類の缶スープが販売中です。今回はコーンポタージュとクリームパンプキンを試してみました!
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ポタージュ系もお手軽に
アメリカ生まれのキャンベル社は創業150年を迎える老舗のスープメーカーです。ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの作品でも有名ですね。
家庭料理の王道のスープがひと通りそろっていて、世界120カ国以上で愛されています。
日本でも日本人の嗜好に合わせて開発した日本専用製品「Jラベル」が登場し、スーパーでも見かけるようになりました。スープメーカーだけあってたくさんの種類がありますが、カルディではJラベルの7種類すべてをとり扱っています。
ちなみにJラベルはコーンポタージュ、クラムチャウダー、ミネストローネ、クリームマッシュルーム、クリームトマト、クリームパンプキン、オニオンスープ。カフェなどでしか食べられないようなスープもありますよね。
今回は定番のコーンポタージュと、一から作ると手間がかかりそうなクリームパンプキンです。
濃縮タイプを牛乳で割る
缶スープは2倍濃縮になっていて、中身を鍋に出したら、空き缶1杯分(300ml、お好みで調節)の牛乳をゆっくり加えていきます。
中火で温めながらかき混ぜ、最後に泡立て器でよく混ぜるのがおいしく作る秘訣とのこと。牛乳も計量することなく簡単! 1缶で約3人前です。
缶のレトルトスープを試すのは初めてでしたが、お湯ではなく牛乳で割るというのはコクが出ますし、本格的な感じになりそう。
今回は両方とも豆乳で作ってみたのですが、このように材料を変えられるのもうれしいポイント。濃縮タイプなので、スープ以外にもグラタンやキッシュのソースに混ぜて、調理に使うこともできるそうです。それもおいしそうですね!
クリーミィーで素材の豊かな味わいも
コーンポタージュはクリーミィーで濃厚。コーンのほんのりとした甘さが感じられるひと皿です。子ども食べられる、家庭の味ともいえるやさしさがあります。
トロトロとしたなめらかな舌ざわりで、レストランで食べるような手間暇かけたでき栄えのコーンポタージュ。とうもろこしがたっぷり入っているところはシンプルで素材を大切にしたアメリカ料理っぽいです。
クリームパンプキンのほうは、かぼちゃの甘さが引き立ったなめらかなスープ。素材の味わいを感じるおいしさで、クリーミィーでボリューム感たっぷり。食パンにつけて食べたりしてもいいです。
かぼちゃ以外にも玉ねぎスープ、にんじん、セロリ、キャベツといった野菜が使われていて、味わいとしてはかぼちゃなのですが、甘さだけではなく野菜のうま味も出ていて、奥行きのある味わいになっています。
ポタージュ系のスープはパウチになったものか、粉系が多いですが、半レトルトの缶スープというのもなかなかいいものです。とうもろこしやかぼちゃのポタージュなので、ごはん類がなくてもこれだけで立派な1食になりそうです。
キャンベル コーンポタージュ Jラベル 305g(3人前) 224円(税込)
キャンベル クリームパンプキン 305g(3人前) 224円(税込)
文・写真/庄司真紀