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ダイエットは「やるor絶対やる!」の2択。40kgやせしたインスタグラマーのメンタルトレーニング法
40kgの減量を成功させたインスタグラマーのMartyさん。彼女のダイエットへの取り組み方はストイックです。目標に向かって真っすぐ進む折れない心は、どのようにつくり上げているのでしょうか。
ダイエットする人なら知っておきたい、Martyさん流のメンタルトレーニング法をお教えします。
Contents 目次
やせない&リバンドをするのは、メンタル面に問題あり!?
高校2年のカナダ留学で54kgの体重が68kgに増えたのをきっかけに、それから10年近くダイエットとリバウンドのくり返しに苦しんだMartyさん。
最高体重89.9kgになり「さすがにダイエットを始めなくちゃ!」と思ったときに、Martyさんが取った行動は、「なぜ私は今まで何度もやせてきたのに、また太ってしまったのだろう」という振り返りでした。
そこで気づいたのは、「目標の初期設定と自分への甘さ」。
「何のために私はやせたいのか、最終的にやせてどうなりたいか、そこがあいまいなんです。だから“○kgやせたからゴール!”って目標体重に達したのを、ダイエット成功と勘違いして食生活を以前のように戻し、結局リバウンド……。体重が減ったところがゴールじゃない。ダイエットは、それまでに学んだ正しい食生活や運動を習慣化しなければ意味がないんです」
周囲に流されない、強い気持ちは「目標を明確化すること」から
ご自身によれば「周りに流されやすく、自分に甘い性格」なのだとか。
現在は、強い気持ちでダイエットを継続させていますが、流されないためにいくつか工夫をしています。
そのひとつが、ダイエットを邪魔するものの排除。
「ダイエットを邪魔するような人とは、基本的に距離を置くようにしています。だからいわゆる付き合いだけの飲み会は行きません。女性の中には、『嫌われたくないから』と、行きたくもない飲み会に参加する人って多いと思うんです。でも、結局食べたり飲んだりしたら、自分の理想からどんどん離れてしまいます。行きたい飲み会ならまだしも、気乗りしないのに参加して、太って落ち込むくらいなら行かないほうがいい。自分はやせてどうなりたいか、明確な目標を持っていれば、流されることにはならないはずです」
もうひとつの工夫が視覚化です。
「目標を明確にイメージするために、理想の美ボディを持つ人の写真を壁に貼ってイメトレしています。家では下着姿で過ごし、1日に何度も鏡を見てボディラインをチェック。またマインドマップを作成し、達成したい目標は紙に書いて目の高さに貼り、意識を高めます。目標を視覚化することで、気持ちを奮い立たせています」
ダイエットがうまくいかない日は、原因を分析→改善であきらめない!
ダイエットを継続させ、理想の自分に近づくために、Martyさんは、今の自分は何をするべきか、毎日TO DOリストを作成。TO DOリストがこなせないときは、その内容に無理がないか振り返って原因を探します。
「冷静に分析すると、もともとの計画に無理があった、今日は予定外のことで忙しかったから10のうち6しかこなせなかったなど、原因が見えてくるんです。原因を改善すればTO DOリストもこなせるようになって、それが自信へとつながります。
ダイエットで挫折する人って、自分に課したことができない日が1日でもあったりすると、自分を責めて、そこであきらめてしまいがちです。でもそこでやめれば振り出しに戻るだけ。つまりリバウンドします。ダイエットがうまくいかなければ、その原因を探して、問題点を改善すればいいんです」
その考え方は、ダイエットをしている人がぶち当たる「停滞期」の乗り越え方のヒントになりそうです。
「停滞期って、私の経験でいうと長くても8か月で終わります。それを待てずにあきらめて食べるのか、あるいは今までと同じダイエットをコツコツ続けるのか。目標達成を目指すなら、どんな形でも継続あるのみです。ダイエットを成功させるには、『やるか、やらないか』の2択ではなく、『やる、絶対やる!』の2択しかありません」
取材・文/平川恵