これまで1万人以上を美ボディに導いてきた、"ダイエット王子"こと小山圭介先生が、ダイエットのお悩みや疑問に答えます! 今回は昔、体育会系だったのに運動をやめた途端にどんどん太りだして、もうどうにもならない!とお嘆きの人のためのやせるメソッドです。
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今回のお悩み
学生の頃ころは部活で運動をたくさんしていたのですが、社会人になって働き出してから運動不足になり、体重が増えてしまいました。太ももやふくらはぎが張っていて太いのも悩みです。
ダイエットのためには、「筋トレ」「ストレッチ」「マッサージ」のうち、どれを重点的に行えばいいのでしょうか?
10代のころに運動をたくさんした人は筋力が戻りやすい
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
今回のご相談のように、10代のころは部活や習いごとなどでスポーツをしていたのに20代からあまり運動しなくなったという人は少なくないのではないでしょうか。
子どものころから運動をたくさんして筋肉を育てていた人は、トレーニングにブランクがあっても「マッスルメモリー」によって筋力が強かったときの状態を覚えているといわれます。トレーニングを再び行えば筋力が戻りやすいのです。
負荷の強い筋トレをやみくもにするのではなく、柔軟な筋肉に整えていきましょう。
「筋トレ」「ストレッチ」「マッサージ」の目的は、主に次の2つに分けられます。
- 筋トレ
→ 筋肉を育ててエネルギー代謝を高める - ストレッチ、マッサージ
→ 筋肉のコンディションを整えることで筋肉の質が高まり、エネルギー代謝が高まる。
どちらか一方ではなく、組み合わせてバランスよく行うことで効率よく体を引き締められます。
かたい筋肉はストレッチやマッサージでケア
お尻、太もも、ふくらはぎなどの下半身の筋肉は、使い過ぎてかたくなりやすいところです。筋肉が疲弊してかたくなるとスムーズに伸縮できず、むくみにつながったり、代謝を落としてしまうこともあります。
筋肉のこりを取るマッサージやストレッチを行なって、コンディションを整えましょう。
次の方法なら、とても簡単です。
- 手のひらで筋肉のこりほぐし
お尻、太もも、ふくらはぎに手を当て、手の平全体で円を描くように押してもみほぐします。
かたくなっているところは重点的にほぐして。だんだんやわらかくなってくるのが実感できるはずです。下半身はむくみやすいため、めん棒でふくらはぎ、太ももを下から上にマッサージして、血液やリンパの流れを促してもいいですね。
また、全身を気持ちよくストレッチできるヨガもおすすめです。
筋肉のコンディションを整えながら運動をして、理想のボディラインをめざしましょう!
取材・文/掛川ゆり 写真(イメージ)/© paylessimages-fotolia.com