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ダイエットトレーナーおすすめ! 食べ過ぎで増えた体重をリセットする鍋のつゆ&具

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ダイエットトレーナーおすすめ! 食べ過ぎで増えた体重をリセットする鍋のつゆ&具

これまで2万人以上を美ボディに導いてきた、“ダイエット王子”こと小山圭介さんが、ダイエットのお悩みや疑問に回答! 今回は、飲み会・外食後に増えた体重を戻したいときにおすすめの鍋のつゆ&具を紹介していただきます。

監修 : 小山 圭介 (ダイエットトレーナー)

ダイエットトレーナー&メンタルコーチ。これまで2万人以上にダイエット指導を行う。メンタル・食事・運動など、さまざまなアプローチで健康な体をつくるダイエット法を提案している。TBS「レッツ美ボディ」出演&エクササイズ監修。ほかにも雑誌、WEBなどメディアでも活躍中。
ダイエット成功者続出の、ダイエットオンラインサロン「ダイエット王子 小山圭介オンラインサロン」運営中!

Contents 目次

今回のお悩み

ダイエット中なのですが、友だちとの飲み会があると、おつまみからしめまで食べ過ぎてしまいます。翌朝、体重計にのると体重が増えていて…。体重をリセットするには、何を食べればいいのでしょうか?

和風だしのヘルシーな「寄せ鍋」で体重をリセット!

こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。

外食のおつまみは、塩分が高めで味が濃いものが多いので、お酒がすすむのではないでしょうか。塩分が高いもの、アルコールをとり過ぎると体がむくみ、体重が増えやすくなります。

また、外食の濃い味つけに味覚が慣れると、そのあとの食事でも食べ過ぎてしまいがちなので、そうなる前にストップすることが大切! 翌日の食事は塩分、カロリーを抑えた食事にし、増えた分の体重を戻しましょう。

体重リセットに特におすすめのメニューは、かつお節と昆布のだしを効かせた鍋つゆで作る「寄せ鍋」です。

だしのうまみ成分には、満腹感を持続させて食べ過ぎを防ぐ効果があるんですよ。さらに、だしをしっかり効かせることによって、塩分控えめの味つけでも満足できるようになります。

それでは、僕がよく作っている、鍋つゆのベースになる「だし汁」のレシピからご紹介します。

かつお節&昆布を弱火で煮出して、うまみの濃いだし汁に

鍋つゆは市販品がありますが、塩分が高めのものも。濃い味に慣れた味覚を薄味でも満足できるようにするには、だし汁からぜひ作ってみてください。だしをとるのは手間がかかるイメージがあるかもしれませんが、簡単ですよ。

だしパックなどで手軽にだし汁を作る方法もありますが、「かつお節+昆布」でとるのがおすすめ。だしの風味がとても豊かで、満足感がぐんとアップします。

一般に和風の一番だしは、湯にかつお節を入れてから1~2分ほど煮出してすぐにこします。上品な薄味でこれもおいしいのですが、ちょっともの足りない…という人もいるのではないでしょうか。

僕は、弱火で時間をかけて昆布とかつお節を煮出し、うまみの濃いだし汁を作っています。レシピはこちら!

《うまみたっぷり! かつお節&昆布のだし汁》

【材料(作りやすい分量)】
・昆布…15g
・水…5カップ(1L)
・かつお節…2つかみ(20g)

【作り方】
(1)昆布の端にキッチンバサミで1cm間隔の切れ目を入れる。
(2)鍋に水と(1)を入れて弱火にかける。沸騰する直前に昆布を取り出す。
(3)かつお節を(2)に入れ、弱火のまま10分ほど煮出す(沸騰させない)。
(4)大きめのボウルにペーパータオルをのせたざる(または万能こし器)を重ね、(3)のだし汁をこす。

作っているとき、キッチンにだし汁のよい香りが漂い、それだけで幸せな気分になれます。ひと口、味見してみると、うまみをしっかり感じてほっこりしますよ。

このだし汁に、酒大さじ3、しょうゆ大さじ1と1/2、塩少々を加えて味を調えれば、寄せ鍋の鍋つゆが完成! 鍋つゆが余ったら2日目は、みそ、キムチなどを加えて味をアレンジすることもできます。

鍋の具は、食物繊維が多い食材+低脂肪・高たんぱくな食材を

体重をリセットしたいときの鍋の具は、食物繊維が多い食材を選ぶことがポイント。食物繊維には便のカサを増やしたり、腸の動きを活発にしたりする働きあるので便通がよくなり、お腹がスッキリしますよ。

食物繊維がとれる鍋の具で特におすすめなのは、きのこ(しいたけ、しめじ、えのきたけ、エリンギなど)。僕はきのこを3種類ぐらい鍋に入れます。

また、こんにゃく、しらたきは食物繊維が豊富なうえ、超低カロリーでお腹にたまります。こんにゃくは、手でひと口大にちぎって鍋の具にすると、かむ回数が増えて満足感が高まりますよ。

野菜は、白菜、もやし、ねぎ、にら、春菊など好みのものでOK。食物繊維が多い根菜類(ごぼう、にんじんなど)を具にしてもいいですね。

きのこ、野菜にはカリウムも含まれるので、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排泄してむくみ解消にも役立ちます。

また、体重リセットのための鍋なら、脂質が少なく高たんぱくな肉、魚介、豆腐を具にしてカロリーを抑えましょう。

おすすめは、白身魚(たらなど)、貝類(ほたて、あさり)、えび、豆腐。牛・豚肉はバラ肉よりも、もも肉のほうが脂質が少なめです。鶏肉なら、もも・むね肉は皮を除くと、脂質のカロリーダウンに。鶏ささみは、特に低脂肪・高たんぱくです。

食物繊維が多くて低カロリーな食材を鍋の具にすれば、ダイエット中にたっぷり食べても安心。具材からもだしが出るので、塩分控えめでも満足できます。食べ過ぎて体重が増えてしまったときの調整のために、ぜひ作ってみてください!

取材・文/掛川ゆり

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