白菜は、野菜の中でもカロリーが低く、いろいろな食材との相性もよい淡色野菜。霜にあたるとおいしさが増すと言われていて、旬は冬です。鍋料理は煮込むのでかさが減ってたくさん食べられますし、栄養の吸収率もよくなるので特におすすめです。
Contents 目次
栄養素
・ビタミンC
・ビタミンK
・葉酸 など
栄養素のポイント
白菜は数ある野菜の中でも特にカロリーが低いという特徴があります。
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
旬・産地
11月から2月にかけての寒い季節が旬。出荷量では茨城県がダントツで、長野県、鹿児島県がそれに続きます。また、夏から初秋にかけては長野県、北海道、群馬県などの高冷涼地で栽培されています。
選び方
丸ごと白菜の選び方
白い葉の部分に、張りとつやがあるものを選びましょう。根に近い部分が豊かに太っているものは、1 枚の葉が大きく肉厚で、味が濃いものが多いようです。持ってみてずっしりと重みのある、巻きの固いものを選びましょう。
カット白菜の選び方
切り口がきれいでみずみずしいものが新鮮。また葉がぎっしり詰まっていて、まっすぐ伸びているもの、中心部分の葉が、黄色くて厚みのあるものを選びましょう。
ポイント
切り口が乾燥していたり芯が盛り上がっているものは切ってから時間がたっています。
保存方法・期間
丸ごとの保存方法
基本的には冷蔵庫の野菜室で保存しますが、冬なら、キッチンペーパーに包んでから新聞紙で全体を包めば、冷暗所でも保存できます。畑で生えていたときと同じように立てて保存するのが長持ちさせるコツです。
ポイント
湿気が多いと傷みやすいので、キッチンペーパーと新聞紙が湿ってきたら交換してください。
カットした白菜の保存方法
カットしたら乾燥を防ぐために、密封して冷蔵庫に立てて保存します。みずみずしいうちになるべく早く使い切りましょう。
下ごしらえのコツ
丸ごと1個をきれいに半分に切る方法
1.白菜をひっくり返して、根から包丁を入れて1/3 のところまで切る。
2.手でさくようにして、2つに分ける。
白菜の切り方
繊維に沿ってせん切りにすれば、しゃきっとした食感をいかしたサラダに、繊維を垂直に切るようにすれば、さっと煮ただけでも口当たりのよいスープの具になります。
① そのまま使う(ロールキャベツのように茹でてひき肉を巻く、ひき肉と交互に重ねて蒸す)
② 5~6cmにカット(鍋ものの具、トマトソースやクリーム煮、茹でてあえる)
③ 5~6cm角にカット(トマトソースやクリーム煮、茹でてあえる)
④ そぎ切り(スープの具、中華風炒め、八宝菜、ベーコン炒め)
⑤ 繊維に沿ってせん切り(サラダ、ゆでてごまあえ、からし酢味噌あえ)
⑥ 繊維を垂直に切るように、せん切り(春雨スープ、コールスロー)
切り方のポイント
肉厚の白菜の場合、厚みのある白い部分は2枚にそぎ切りにし、料理に合わせていろいろな形に切りましょう。
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