無印良品のパスタシリーズはレトルトとは思えないおいしさですよね。そのパスタシリーズに新登場したのが、麺も一緒に入ったお鍋で煮込むだけという製品です。このうえなくお手軽なのに、イタリア生産というこだわりも。今回は、魚介をベースにした「イタリアでつくった シーフードのスパゲッティ」を試食してみました。あっさり系ですがホエイパウダー入りで、たんぱく質も豊富です。
Contents 目次
1食350kcalでたんぱく質もしっかりとれる
以前、ご紹介した「イタリアでつくった 5種チーズのスパゲッティ」はゴルゴンゾーラなど5種類のチーズが濃厚なボリューム感のあるひと皿でした。対して、こちらの「イタリアでつくった シーフードのスパゲッティ」はあさりやいかのシーフードが具材になっています。
シーフードというとあっさりとした塩味の和風系を想像しますが、こちらはホエイパウダーやトマトがメイン。あくまでイタリアンです。
ホエイは乳清のことで、たんぱく質が豊富。チーズのほうもたんぱく質が多いのですが、こちらでも1袋で12gも摂取することができます。また1食350kcalとカロリーも低いので、ダイエットの妨げにもならなそうですね。
鍋で煮込んで即完成!
作り方は簡単で、直径16〜18㎝の鍋に水350mlを入れて沸騰させ、中身を全部入れます。そのまま8〜9分煮込み、ソースにとろみが出てきたら完成です。
袋を開封したときはしいたけのだしのようなよい香りがして、和風系のパスタなのかと思いましたが、その印象は大きくはずれました。
イタリアで作ったと銘打っているだけあって、原材料を見ると和風系の材料は一切入っていません。具材はいかとあさりでソースはホエイパウダーとトマト。調味料はガーリックに塩・こしょう、パセリなどです。
シンプルながらしっかりした味わい
洋風のシーフードパスタなのですが、意外としょうゆのような和風のテイストも感じます。見た目にも若干焼うどんのような色合いになりました。
これはおそらくいかなどの魚介による味わいで、トマトといかのソースがからみ合い、うま味を出しているようです。イタリアの浜辺レストランのメニューにありそうな、シンプルな具材ながら、濃いめのしっかりした味わいです。日本人になじみやすい味わいだと思います。
鍋で煮込むので、さらに冷凍の魚介を加えたり、いんげん豆やブロッコリーなど緑黄色野菜を加えてアレンジしてもおいしそうです。野菜を加えるとぐっと栄養バランスのよいひと皿になりますね。
イタリアでつくった シーフードのスパゲッティ 90g(1人前) 税込290円
文・写真/庄司真紀