世界各国のお菓子も数多くとりそろえられているカルディ。大人向けのミント類も意外と充実しています。海外のミントタブレットはデザインが素敵だったり、シンプルな原材料だったりと、日本のものとは見た目も味わいもちょっと違っているのが楽しいですよね。今回はオランダ王室御用達という、高貴な香りのする「フォルトゥン ウィルヘルミナ ミント」を試してみました!
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王女の横顔が描かれた大粒タブレット
カルディで見つけた「フォルトゥン ウィルヘルミナ ミント」は、白とブルーと赤のロイヤルなパッケージカラーが目を引くデザイン。
もともと1842年創立のオランダの菓子メーカー・フォルトゥン社が創立50周年の際に、当時12歳だったウィルヘルミナ王女に敬意を表して作られたミントとのこと。オランダ国内ではさまざまな場面で記念品として配られており、王室御用達のミントタブレットでもあるそうです。なんだか高貴な感じがしますね!
タブレットにはひとつひとつにティアラをつけた王女の横顔が描かれていて、王室御用達だけあって、凝った作りになっています。ちょうど記念コインのような感じで、大きさも直径2.5cmとコインくらい大きめ。口に入れるとほおが膨らむほど大粒のタブレットです。
ほどよい甘さとミントの爽快感
原材料は砂糖、ポテトスターチ、ゼラチン(豚由来)、香料、ステアリン酸カルシウムのみ。
現代的な代替甘味料ではなく、昔ながらの砂糖を主に用いています。ポテトスターチは片栗粉のこと。シンプルな材料の組み合わせで、良質なものだけを使っていそうな感じが伝わってきますね。
ほのかなミントと爽やかな甘さで、刺激が少なく自然な味わいです。歯磨き粉のような強烈なミントが苦手という人にはこういったマイルドなタイプがおすすめ。口のなかでほどよく溶けるので、昔のトローチのようにガリガリと食べてしまうこともできます。
食べたあとはミントの香りで口のなかがスッキリ。リフレッシュしたいときなど、ちょっとした気分転換にもよさそうです。
日本のミントとは違うヨーロッパの雰囲気あふれるロイヤルミント。バッグに入れておくにはちょっと大きめですが、食後になぜか食べたくなるようなやさしい爽快感があります。
フォルトゥン ウィルヘルミナ ミント 1個(100g) 税込204円
文・写真/庄司真紀