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CATEGORY : フィットネス |モチベーション(メンタル)

「自分ホメ」で続けられる自分へ~セルフメンタルトレーニング3STEP~

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走っている女性と応援している人々

仕事もダイエットも始めるときは気力もみなぎっていますが、1か月、3か月と
同じ気力を維持し続けていくのは厳しいチャレンジになっているのではないでしょうか。
そんな時に「なんで続かないのだろう」と自分を責めたり、「自分はメンタルが弱い」と
暗い気持ちになる人も多いと思います。
今回はそんな自己否定感にさいなまれず、目標を達成できるメンタルトレーニングの方法をご紹介したいと思います。

監修 : 原 健作

2016年リコレクトメンタルトレーナー資格を取得
スポーツメーカーに勤務する傍らメンタルについて日々勉強中です。
趣味はゴルフと人と話すこと。

Contents 目次

まずは目標設定を「目標=自分の欲」にしましょう

ダンベルとメモ帳の画像

例えばダイエットをする場合、どのような目標を持たれているでしょうか。
「〇か月で○〇kgやせたい」というような目標設定をされる方が多いのではないでしょうか。その場合、実際に目標が自分の欲にどのくらい近いと感じているのかが重要です。

人間は行動を起こす際に自分自身の欲に対しては抵抗なく行動を起こせる生き物です。
「お腹が空いた=食べる」「眠たい=眠る」のように人間が持っている欲求に対しては
非常に簡単に行動を起こしやすくできています。

つまり、「ダイエットをしよう」と考えた場合に「なぜやせたいのか」が明確であればあるほど、スムーズに行動を起こしやすくなるということです。
やみくもに「○○kgやせたい」と思ってもそこに自分の欲求が伴っていないと継続していくのは難しくなります。
もう少し自分自身の欲求を具体的にすることで、数値だけではない目標が見つかるかもしれません。

では、実際に私が相談された方の例を見てみましょう。
「なぜやせたいのか」という問いに対して、
「どうしてもお気に入りの洋服をもう一度着たい」ですとか
「同窓会があるのでそれまでにカッコいい自分になりたい」といった
より具体的な欲求にたどり着けて、そこを目標にした方のほうが自分自身の欲にフィットして、目標に向かって行動を起こしやすくなったように感じました。

これは、メンタルトレーニングを行ううえでも重要な「感情をキャッチする」という作業になります。

目標が決まったら「今の自分にできること」を設定してみましょう

鏡に自分の姿を映す女性

目標が具体的に決まったら、次は目標達成に向けて行動を起こしましょう。
目標達成までの期限がある場合は特にそうですが、達成期限から逆算して細分化することが重要です。
「毎日○○km走る(歩く)」や「週に3~4日はジムに行く」など効果的なダイエット法を必ず続けていくというのは現実的に実現可能でしょうか。
先ほど言ったように、人間は自身の欲には行動を起こしやすい生き物です。
が、いくら目標を欲と結びつけても行動に無理が生じると次第に目標と行動が
入れ替わってしまう場合があります。

本来、やせるのが目標であったにも関わらず次第に「毎日○○km走る(歩く)」ことが
目的になってしまい「~したい」という本来の欲から「~しなければならない」といった
思考に縛られてしまいます。これが起こると本来の欲から離れてしまい、行動が止まってしまうことが多くなります。

「今日も仕事で疲れてしまって走れなかった」
「もう1週間もジムに行っていない」など自己否定感にさいなまれたことがある方も多いと思います。

ここで重要なのは、「今の自分にできること」を常に意識することです。
目標は期限までに達成することであり今日のできた・できないにとらわれないメンタリティを持つということです。

「自分ホメ」が成功へのメンタルトレーニング

トレーニングしている笑顔の女性

具体的にどのようにしてそのメンタリティをつくっていくのか。
その答えは「自己肯定感」を持ち続けることにあります。

人間は自己否定感を感じると行動を起こしづらくなるというのは先ほどもお話したとおりですが、逆に「自己肯定感」を得られれば、行動を起こしやすい生き物といえます。
「褒めて伸ばす」という教育もありますが、まさにそのとおりで人間の感情は自己肯定感で満たされていると自信をもって行動できるようになります。

ただし、それは「自分を甘やかす」ということではなく、行動した自分を「褒める」ことが重要です。

「今日仕事が忙しくて走れなかった」→「けど、目標に向けて駅でも会社でも全部階段を使った」
「最近ジムに行けてない」→「けど、家で腹筋を鍛えた」など
目標に対して「今の自分にできること」を見つけて行動したときに惜しみなく自分を褒めてください。

さらに言えば、毎日自分で自分を「褒めて」あげられるような日々の目標を毎日設定し、それをクリアし続けることで最終的に高い目標でも達成できるメンタリティを持つことができるようになるのです。

私自身もそうですが、やりたくないことや苦手なことを行わなければいけない時には
行動を起こしづらい(いわゆる腰の重い)状態になることがあります。
その時に行うのは、その目標に向けて行動するにあたり
「今日は○○できたらOK」
「昨日は○○まではできたから今日は○○できたらOK」
というように日々積み重ねていく行動の一つ一つに「自分ホメ」を行うようにしています。
そうすることで、やりたくないことや苦手なことでも続けていくことができ、
最終的に目標にたどり着いた際には、大きな自信とメンタリティを得た自分になっています。

最後に。
今回はダイエットを事例にお話ししましたが、この「自分ホメ」メンタルトレーニングは仕事や日常生活にも置き換えて使っていただけます。
ご自身で行動を起こし難い、続かないと思うことがあれば、ぜひこの方法を試してみてください。

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