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【動画あり】腹筋より確実! 内側からペタ腹になる、1分おしり筋伸ばし「逆T字」
運動が苦手な人でもOK! おしりを気持ちよく伸ばすだけでお腹や下半身をはじめ、全身きれいにやせていく、今、最も話題のダイエットメソッド「おしり筋伸ばし」。おしりを伸ばしているだけに見えますが、じつは骨盤のゆがみを矯正し、インナーマッスルを刺激しているのが特徴。体の内部に働きかけることで、効率よく、スピーディーにやせていくことができます。20万部突破のベストセラー『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)の著者で、考案者の骨盤矯正パーソナルトレーナー・Naoko先生による、気になる部位別のおしり筋伸ばしを連載でご紹介。今回は腹筋が苦手な人にもオススメ! 内側からペタ腹になる「逆T字」です!
Contents 目次
ポイントは「腰を床へ押しつける」!
ぽっこり下腹をなんとかしたいと思ったとき、腹筋する人は多いもの。ただしおしりや腹筋を使えていない人が腹筋運動をした場合、首や肩に力を込めて上体を起こすため、お腹に効かず首を痛めるというケースが多々あります。確実に下腹を刺激するなら、仰向けになってお腹に力を込め、腰を床へ押しつける動きが効果的。
さらに片脚を上げた「逆T字」の姿勢になると、脚とおしりで引っ張り合う力が生まれます。逆方向へ引き合うことで中心にある下腹への刺激がアップ。息を吐きながら脚を上げるので、横隔膜を動かして内側から引き締める力も働きます。
上げているのと反対の脚を伸ばせば、頭と脚で引き合う力も加わることに。下腹を上下左右から十字に引っ張ることで、効率よく鍛えることができます。
動画はこちら!
それでは、動きを詳しく見ていきましょう!
(1)あお向けになり、両ひざを立てます。右脚を浮かせて右ひざを胸に近づけたら、足裏にタオルを引っかけましょう。タオルの両端は、左右の手でそれぞれつかみます。
【体がかたい人向け】
体がかたい人は、左ひざを曲げた状態で行いましょう(下写真)。息を吐きながらゆっくりと、右足のかかとを突き出すように、右脚を上げます。このとき腰が浮かないよう、お腹に力を込めること。右脚とおしりで引っ張り合う力を感じましょう。息を吸いながら足を下ろし、再び吐きながら上げる。これを2~3回くり返します。反対側も同様に。
【体がやわらかい人向け】
体がやわらかい人は、曲げていた左ひざを伸ばして挑戦してみましょう(下写真)。左ひざを伸ばし吐く息で右脚を上げ、おしりは浮かないよう床につけます。右脚とおしり、左脚と頭でそれぞれ引っ張り合う力を感じるのが、下腹の刺激を高めるコツ。吸いながら戻し吐きながら上げる動きを4~5回くり返したら、反対側も同様に行います。
*両方のパターンを必ず行う必要はありません。自分の体の状態に合わせて取り組みましょう。
*動画は一部構成を変えて編集しています。
これはNG!
「日ごろおしりを使っていない人は、肩の力でタオルを引き下げてしまいがち。肩は力を抜き、ひざの曲げ伸ばしに合わせて腕を上げ下げしましょう」(Naoko先生)
レベルアップ!
物足りなさを感じる人はレベルアップ。タオルを短く持つと、下腹への負荷がグンと高まります。
下腹にしっかり効かせて、ペタ腹を叶えましょう!
次回は腹筋をまんべんなく刺激するメソッドをお伝えします。
Naoko先生の話題の著書はこちら!
『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)
撮影/我妻慶一 取材・文/及川愛子 ヘアメイク/鈴木 翠