スラリとしたまっすぐな脚をしなやかに動かし、颯爽と歩くウォーキングスタイリストの櫻田千晶さん。女性なら誰もがあこがれる美脚のヒケツは、“美ウォーキングにある”といいます。そこで今回は、正しく美しく歩くための基本の立ち方と、レッグラインをきれいに整える「ウォーキング6原則」の方法を教えてもらいました。
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おブス脚を招く原因は、内股歩きとひざが曲がったままの歩き方
靴を脱いでまっすぐに立ったときに、かかと・くるぶし・ふくらはぎ・ひざ・太もものつけ根の5点がくっつき、その間に空間ができる脚の形が理想的。つくべき5点のうち、1か所でも離れるとO脚といえるそうです。
「日本人女性の95%がO脚といわれ、その主な原因が内股歩きです」という櫻田千晶さん。生まれたばかりの赤ちゃんの脚はゆがみはありませんが、ヨチヨチ歩きの頃から内股歩きが始まり、脚の外側に遠心力がかかることでO脚が進行。大人になり、ヒールを履くようになると、さらに脚の外側に重心がかかるようになり、O脚が加速するのです。
「それと、ひざを曲げたまま歩く人も多いですね。ひざを曲げて歩くと、体重の5倍の重力がひざにかかるといわれます。体重50kgの人が、ひざを曲げて1歩歩くと、左右のひざにそれぞれ250kgの重さがかかる計算になります。その重さをカバーするために、太ももに筋肉がつき、太く張り出した太ももになってしまうのです。
正しい姿勢で、正しく歩く習慣が身につくと、美しい歩き方になるのはもちろん、脚の形が整えられ、美脚を手に入れることができます」(櫻田さん)
まずは、正しい立ち方から教えてもらいましょう!