忘年会、クリスマス、お正月、新年会…とイベント続きの年末年始は、ごちそうを食べる機会が多くなります。この時期は、長期のお休みによって生活リズムも狂いやすく、さらに寒いため、自然と動くことすら億劫になりがちになり、太る要素がいっぱいあるんです。気楽にできるエクササイズをとり入れて、お正月明けに太って後悔しないようにしておきましょう。まずは太り始めの変化がいちばんわかりやすく、脂肪もつきやすいお腹まわりのエクササイズをバレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
Contents 目次
お腹まわりエクササイズ ステップ<1>
気をつければいちばん脂肪が落としやすい部位ですから、モチベーションを維持するためにも、まず最初に手をつけておきたいパーツです。腹筋が苦手な人でも、やればちゃんと鍛えられる、運動初心者さんにもおすすめのエクササイズです。
<1>両ひざを曲げて座ります。上半身をうしろに倒し、片方のひじから手のひらを床につけて、もう片方の腕は体の前方に伸ばします。お腹を引っ込めて力を入れます。このとき肩は下げましょう。息を止めずに5秒キープ。腹筋が効いている感覚があるとよいです。
<2>上半身をひねり、伸ばしている腕を反対側の脚のひざの外側へもっていきます。
ひねった側の横腹の筋肉が効いている感覚があると◎。息を止めずにこのまま5秒キープしましょう。
<3><1>の姿勢に戻ります。この流れを目安として5回くり返してください。終わったら、左右の手を入れ替えて反対側も行ってください。息を止めずに行うことがポイントです。
お腹まわりエクササイズ ステップ<2>
続いては腰まわりのお肉もいっしょに撃退するエクササイズです。
<1> 壁の近くに立ったら、片手を頭のうしろに置き反対の手を壁に添えます。頭に添えた手と同じ側の脚をうしろに引きましょう。
<2> 息を吐きながら、うしろに伸ばした脚のひざを横に曲げて上げ、頭に添えたひじと寄せます。このとき、体が前に傾かないように真横に曲げましょう。できれば、ひざよりもひじがうしろ側になるように寄せるとよいです。わき腹が縮まっているイメージで行ってください。
<3>息を吸いながら<1>へと戻します。上半身はひじをななめ上に向け、軸足の方に傾けて、わき腹を伸ばすように意識するとよいです。この流れを目安として15回程度くり返してください。終わったら手脚を入れ替えて反対側も行ってくださいね。
お腹まわりエクササイズ ステップ<3>
最後は、腹筋を強化することでお腹の余分な脂肪を撃退するエクササイズです。
<1>あお向けに寝たら両ひざを曲げて手を添えます。腹筋を使い頭を上げて、お腹に目線を向けます。
<2>息を吐きながら両脚を伸ばします。両腕は顔の上まで上げましょう。肩が上がってしまわないように注意。お腹に力を入れて引っ込めて、腰が浮いてしまわないことがポイントです。
<3>息を吸いながら<2>の姿勢に戻ります。目安として10回、慣れないうちは回数を減らして行ってみましょう。腹筋が弱くて頭を上げていると首がツライ人は、頭を持ち上げずに行ってくださいね。
次回は、背面にフォーカスしたエクササイズをご紹介します。
取材・文/高田空人衣