Contents 目次
A柔軟性アップ
いまいちチョイス
ストレッチに柔軟性を高める効果はもちろんあります。最大の効果を引き出すにはタイミングが重要です。ポイントは、寝る前ではなく、体が温まることで筋肉がやわらかくなっている、お風呂上がりに行うこと。つまり、朝風呂の人は朝にストレッチを行うことが柔軟性アップにつながるんです。理想のタイミングは、シャワーではなく湯船につかったあと15分以内にストレッチをすること。30分経つと体温が一気に下がってしまいます。入浴後は髪を乾かすなどケアに時間がかかるという人は、入浴中にストレッチをとり入れてもよいでしょう。
B便秘の予防
ナイスチョイス!
ストレッチにより腸に刺激を入れることができるため、便秘の予防に効果的です。特にひねりのストレッチがおすすめです。
Cむくみの解消
ナイスチョイス!
日中、同じ姿勢を長時間続けていると、体が固くなって血流が悪くなり、むくみの原因となります。座りっぱなし、立ちっぱなしという人は、下半身のストレッチを念入りに行いましょう。体がほぐれて流れがよくなり、むくみの改善につながります。
D翌朝の目覚めがよくなる
ナイスチョイス!
ストレッチでゆったりと体を伸ばしてあげると、副交感神経が優位になるので寝つきやすくなります。睡眠の質が上がれば目覚めもよくなります。
【夜のストレッチのメリット】
夜のストレッチには、1日の体の疲れやむくみをとり、寝つきやすくする効果があります。夜は副交感神経を切り替えやすくするように、深い呼吸でゆったりと体を伸ばしていく静的ストレッチを行うとよいでしょう。コロナ禍が続いて気持ちが不安定になり、よく眠れないという方も多いので、ルーティンとして夜のストレッチを行うのはとてもよいことだと思います。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ