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CATEGORY : フィットネス |モチベーション(メンタル)

アプリソムリエに聞く! 体を動かしたくなるアプリの選び方、じょうずな活用法は?

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今井さん

FYTTEでは2023年注目のトレンドワードにエンタメとフィットネスが融合した“エンタフィット”(FYTTEの造語)を選定。歩いてポイントを貯めるなど、フィットネスにプラスアルファの楽しみやメリットを得られる人気のアプリサービスをきっかけに、体を動かすことを習慣化したいと思っている人も多いのではないでしょうか。自分に合ったアプリの選び方やじょうずな活用方法をアプリソムリエの今井安紀さんに聞きました。

監修 : 今井 安紀 (アプリソムリエ・タレント・モデル)

テレビ、Web、雑誌など、さまざまなメディアで毎日を楽しくするアプリを紹介。よく使うアプリはカメラ・写真系、ゆる系・箱庭系ゲーム、Kindle、サッカーゲームなど。美容、音楽にも詳しい。
http://bugsy.co.jp
http://bugsy.co.jp/free/imaiaki

Contents 目次

自分の生活パターン、移動手段に合わせ、ポイントを集約

今井さん

――そもそも、あまりにアプリの数が多くて、どんなアプリを選んだらいいかと悩んでいる人も多いかと思います。

「みなさんそれぞれ、通販ならここのサイトをよく使う、とか、このコンビニをよく利用するなど、自分が使いやすいポイント経済圏があるのではないでしょうか。やはりご自分が貯めているポイントと交換しやすいアプリを選ぶのがおすすめです。そのためには、いろいろとポイントを分散させるのではなく、“推しポイント”を決めて集約するのがいいと思います。その一例として使えるのがこちらです」

●Tヘルスケア

●Tヘルスケア

https://web.tsite.jp/serv/thealthcare/

「Tヘルスケア」はTポイントを運営する会社が提供する歩数計アプリで、世界遺産を巡るラリーに参加するとマイル(「Tヘルスケア」でのみ貯まるポイント)が貯まる。ほかにも、クイズ回答や対象店舗でのチェックインでもマイルをゲット。貯めたマイルでTポイントを獲得。

●楽天ヘルスケア

●楽天ヘルスケア

https://healthcare.rakuten.co.jp/

毎日歩いてポイントを貯めながら健康増進を目指す「楽天ヘルスケア」は、楽天グループが提供する健康管理アプリ。1日5000歩を達成するとラッキーくじをゲット。当たるポイント数は翌日の抽選によって決まる。

「自分の生活パターンや、どのような移動手段が多いかなどに合わせて選ぶのもコツです。外出が多くよく歩く、歩くことが好きという人には、歩くことでポイントが貯まるアプリ。飛行機移動が多くて、マイルを貯めているなら、その航空会社の移動系ポイ活アプリ。航空会社の移動系ポイ活アプリは、いわゆるチケットをとったり、空港でチェックインができたりするアプリとは別のもので、移動に応じてポイントが貯められるアプリです」

●ANA Pocket

●ANA Pocket

https://www.ana.co.jp/ja/jp/share/ana-pocket/

ANAのグループ会社であるANA Xが提供する公式アプリ。「歩いて乗って、いつもの移動でポイントが貯まる」ANA Pocketは、徒歩、自転車、自動車、電車、飛行機などすべての移動の移動距離に応じてポイントが貯まる。貯まったポイントはコンビニなどで使えるクーポンに交換できるほか、ギフト券やANAのマイルなどがかならず当たるガチャに挑戦できる。

 

「あとは『アプリの中のキャラクターが好き』という理由でもいいと思います。続けるための十分なモチベーションになりますよね」

モチベがアップする趣味との連動もおすすめ

「趣味との連動もおすすめです。歩く習慣はないけれどゲームが好きだという人には、『ポケモンGO』などの位置情報ゲーム系のアプリ。『歩こう』ではなく、『ゲームが楽しい』から入っていくと、続けやすいのではないでしょうか。

ちなみに私はサッカーファンなんですが、Jリーグのスポンサーである明治安田生命が運営しているアプリ『Jリーグウォーキングアプリ』を愛用しています。サポーター対抗の歩数バトルが行われている期間は、さらに歩こうという気になりますね。個人のランキングも見られるのですが、前回、私は推しチームの参加者1754人中19位でした(笑)」

●明治安田生命Jリーグウォーキング

「趣味との連動もおすすめです。歩く習慣はないけれどゲームが好きだという人には、『ポケモンGO』などの位置情報ゲーム系のアプリ。『歩こう』ではなく、『ゲームが楽しい』から入っていくと、続けやすいのではないでしょうか。 ちなみに私はサッカーファンなんですが、Jリーグのスポンサーである明治安田生命が運営しているアプリ『Jリーグウォーキングアプリ』を愛用しています。サポーター対抗の歩数バトルが行われている期間は、さらに歩こうという気になりますね。個人のランキングも見られるのですが、前回、私は推しチームの参加者1754人中19位でした(笑)」

https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/kenkatsu/walking/

シーズンごとに「バトル」が開催され、サポーターが歩いた距離の合計で順位が決まる。バトルの結果は、応援するチームにも活動のサポートなどの還元あり。歩くことだけでなく、ファンどうしの一体感が深まるきっかけに。

 

――選び方や注意点などはありますか?

「そうですね、ブラウザで見られるホームページがあって、しかもこまめに情報が更新されているものを選ぶといいと思います。アプリのストア内にしかアプリに関する情報がないものはあまりおすすめできません。また、特典も要チェックです。初回しか使えないクーポンだったり、ハードルが高くてポイント交換できなかったりしないか、利用条件をよく確認するようにしましょう。

また、あまりにアプリを入れ過ぎると、スマホのバッテリーの減りがすさまじく、他のアプリの動きにも影響が出てくるので、その点でも『しぼる』ことがおすすめです。新しいアプリは不安定なこともあるので、その後アップデートされているかどうかや評判を見ながら、入れてみるといいかもしれません」

「自分に合う」アプリを選び、ハッピーをぜひ体感して

今井さん

――楽しみながら健康になるために、アプリを活用しようと思っている人にメッセージをお願いします。

「健康、やせる、ごはんがおいしい、ぐっすり眠れるなど、歩いた先にある『ハッピー』の獲得を助けるのがアプリです。歩いた先に何かハッピーがないと続けられないですよね。移動系のポイ活は、移動したぶん必ずポイントが貯まりますし、そのことがハッピーにつながります。そのハッピーを体感できると、ますます続けやすくなると思います。客観的なアプリの評価を参考にしつつ、ぜひ『自分に合うもの』を基準にしてアプリを探し、始めてみてください!」

ご自身も移動系アプリを使いながら歩いているという今井さん。最後に愛用のスマホポシェットを教えてもらいました。

「大きなバッグを持つことが多いので、スマホはショルダーバッグに入れて、とり出しやすくしています。小さくて軽くて、使い勝手のよいものを選んでいます」

 

 

REOLFのポーチは外付けポケットのような気軽さ。スマホ+スイカなどのカード類が複数枚入るポーチです。お財布を持たない外出のときに便利です。
REOLFのポーチは外付けポケットのような気軽さ。スマホ+スイカなどのカード類が複数枚入るポーチです。お財布を持たない外出のときに便利です。
GUで買ったミニショルダーは、プチプラながら本革なので、服を選ばず使えて重宝しています。スマホ、お財布、鍵など最低限のものが収納できるのも◎。
GUで買ったミニショルダーは、プチプラながら本革なので、服を選ばず使えて重宝しています。スマホ、お財布、鍵など最低限のものが収納できるのも◎。
無印良品で購入したショルダーバッグ。このサイズがあれば、ペットボトルや水筒も入れることができる
無印良品で購入したショルダーバッグ。このサイズがあれば、ペットボトルや水筒も入れることができる

いかがでしたか。自分の生活スタイルにアプリをプラスすることで、体を動かす楽しみもプラスアルファできるといいですね!

取材・文/馬渕綾子

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