『正しい姿勢』をつくるためには、ただやみくもに筋トレしても効果はないそう。自分の姿勢タイプを知って、ストレッチやエクササイズを取り入れるのが効果的です!
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姿勢とダイエットの関係性とは?
「悪い姿勢は、筋肉が偏った状態。姿勢のタイプによって『縮んでおとろえた筋肉はストレッチをしてほぐす』、『伸びておとろえた筋肉はエクササイズで鍛える』ようにし、筋肉のバランスを整えるのが大切です」(竹井先生)
姿勢には、どのようなタイプがあるのでしょうか?
「猫背で腰が反っているタイプ、猫背で太もも裏が張っているタイプが多く見られます。猫背ではなくても胸を張って、腰が反りすぎているタイプもあります」(竹井先生)
代表的な『悪い姿勢』を3つにタイプ分け。A、B、Cのチェック項目のうち、多く当てはまったものがあなたの姿勢タイプ。あなたが整えるべき筋肉“やせ筋”をチェックしてみましょう!
【Aタイプ】猫背で腰が反っている
□首の後ろ、肩がこりやすい
□壁に背中をつけると、腰と壁の間に手が余裕で入る
□おなかが太りやすい
□太ももの前が張っている
□ヒップや太もも裏がたるんでいる
猫背で腰が反り、骨盤が前に傾いているタイプ。腹筋群、お尻の大殿筋、太もも裏のハムストリングスはゆるみ、太もも前の大腿直筋は硬くなっています。
このやせ筋をエクサ!
- 大腿直筋、大腿筋膜張筋をストレッチ
- 腹筋群、大臀筋、ハムストリングスを鍛える
【Bタイプ】猫背で太もも裏が張っている
□首の後ろ、肩がこりやすい
□壁に背中をつけると、腰と壁の間に手が入らない(または入りにくい)
□太ももの前がたるんでいる
□太もも裏が張っている
猫背で骨盤が後ろに傾いているタイプ。太もも裏のハムストリングスは張って硬くなり、股関節を曲げ伸ばしする腸腰筋は伸びてゆるんでいます。
このやせ筋をエクサ!
- ハムストリングスをストレッチ
- 腸腰筋を鍛える
【Cタイプ】猫背ではないが腰が反っている
□常に胸を張っている
□壁に背中をつけると、腰と壁の間に手が余裕で入る
□腰痛になりやすい
□太ももの前が張っている
胸を張り、腰が反っているため、腰痛を引き起こしやすいタイプ。ろっ骨は開きぎみです。腰椎の脊柱起立筋は硬くなり、大胸筋、小胸筋は伸びています。
このやせ筋をエクサ!
- 腰の脊柱起立筋、股関節屈筋群をストレッチ
- 大胸筋、小胸筋、腹直筋を鍛える
あなたの姿勢タイプはどれでしたか?
自分のタイプを知って、効果的にストレッチ&エクサを取り入れましょう!
監修/竹井仁、取材・文/掛川ゆり