スラリと引き締まった美脚になりたいけど、なかなか理想のラインに近づかないという人は、もしかしたら脚の筋肉が凝り固まっているせいかも。思い当たる人は、ダイエットエキスパートの和田清香先生が発信する「やせるにはストレッチ!」という考え方を取り入れた脚やせ法を、ぜひ試してみては?
Contents 目次
しなやかな美脚を手に入れるには、やわらか筋肉に整えることが重要
走ったりマッサージをしたりエクササイズをしたり…。さまざまな「脚やせ」を試しているけれど、なかなか効果が現れない人は、「ストレッチ」が足りていないのかもと、和田清香先生は指摘します。
「筋肉が硬いと関節回りも硬くなり、血流やリンパの流れも滞りがちに。そういった循環の悪さは冷えやむくみを招き、代謝が下がる原因となるので、脂肪がつきやすくなるのです」
だからスリムになりたいならカロリーコントロールや運動も大切だけど、ストレッチで体をほぐすことがとても重要なのだとか。
和田先生の提唱するやせストレッチは、「体が硬い人でもできるように」と考えられているので、どんな人でも気持ちよくできるのが魅力です。
体を伸ばす心地よさを味わいながら叶う「楽やせ」、ダイエッターなら試してみて損はなし!でしょう。
むくみや冷えで足が重くなるという人にもおすすめです。
体が硬くても簡単にできる! タオルを使った脚ストレッチ
脚裏の筋肉を伸ばしつつ、股関節まわりもほぐしてくれるストレッチです。
下半身が冷えがちな人にもぴったり。
<1>
仰向けに寝て
タオルを足裏にひっかける
仰向けに寝て右足の土踏まずにフェイスタオルをひっかけ、タオルの両端を両手で持つ。
<2>
ひざを伸ばしタオルを引き
脚を引き寄せる
ひざを伸ばしてタオルを軽く引き、脚を体側へ近づけていく。
脚裏の筋肉が伸びているのを感じながら、ゆっくり5回呼吸する。
<3>
足裏で円を描き、
脚を内外へ回す
足裏を天井へ着き出すように脚を伸ばしたら、足裏で天井に円を描くように、股関節から脚全体を動かし、内回りに5回回す。
次に外回しに5回回したら、左脚も1から同様に行う。
ヒップから太ももにかけての脂肪を、ぐんぐん燃やすストレッチ
お肉がたっぷりつきがちな太もも&ヒップは、股関節まわりをしっかりほぐしていくのがやせるコツ!
<1>
ひざ立ちになり
右ひざを立て背中をまっすぐに
ひざ立ちの姿勢から右脚を大きく前に出し、ひざ下に足首が来る位置でキープ。
背筋を伸ばし、両手は右ひざの上に乗せる。
<2>
重心を落とし、
股関節をストレッチ
体をゆっくり前に移動させて重心を下げていく。股関節まわりが気持ちよく伸びていくのを感じて。
<3>
股関節をさらに
床へ近づけていく
さらに重心を落とし、股関節と床の距離を近づけていく。
できるところまで重心を落としたら、ゆっくり5回呼吸する。
<4>
両手を床につき
つま先を外側へ向ける
両手を床に置き、手を少しずつ前へ歩かせたら両ひじを床につけ、頭を下げたまま右のつま先を45度外へ開く。ゆっくり5回呼吸する。
脚を変えて、1→4を同様に行う。
<ここがポイント!>
正面から見てつま先が45度外に開くと股関節がしっかり開き、筋肉を効果的にほぐすことができます。
ひざ上の「タプタプ」が気になる人におすすめストレッチ
年齢とともに気になってくる、ひざ上のタプタプライン。
ひざ周辺の筋肉を鍛えるストレッチで解消していきましょう。
<1>
右脚を伸ばし
左脚は曲げて床に座る
床に座って右脚を伸ばし、左ひざを外側へ曲げる。
手は体の後ろの床へ置き、指先をお尻の方に向ける。
<2>
上半身を倒し
ゆっくり5呼吸
上半身を後ろへ倒し、両ひじが床についた状態でゆっくり5呼吸。
1に戻り、左脚を伸ばして同様に行う。
お風呂上りの筋肉がほぐれやすくなっているタイミングはもちろんのこと、日中も、場所があれば足がだるくなったと感じたらぜひ試してみて。
こまめに筋肉を伸ばしてあげることも、脂肪をためこまないコツと言えるでしょう。