ダイエットの言い訳「時間がない」。でも、忙しい産後でも体型をキープしている人っていますよね。美容家の本島彩帆里さんは産後に-20kgのダイエットに成功したことから、書籍はベストセラー、雑誌やテレビにひっぱりだこです。いったいどんなことをやっているの? 本島さんに教えていただきました。
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ダイエットはまず、やせる目的を明確にすることが大事
「まず、ダイエットをする目的を明確にしましょう! ゴールがぼやっとしていると、ジム通いやエクササイズなどの手段が目的となってしまい、続けるのが嫌になってしまうんです。よくビジネスシーンで「5W1H」という考え方がありますよね。ダイエットにおいても同じなんです。『なぜ、いつ、誰と、どこで、なにを、どうやって』を考えたうえで、ダイエットの方法を決めると効果的ですよ」(本島さん)
確かに、目標も立てずについついダイエットを始めてしまいますね。目標を立てたら、次はムリなく、手軽にできるものは何か、知りたいですね。エクササイズってどれもキツそう…に感じますが、わざわざジムなどに行かなくても自宅でできるエクササイズはありますか?
「腰回りに効くエクササイズなら、たとえば、部屋の角で足の外側を壁にくっつけるように立ち、そのまま壁をつたうようにするスクワットはいかがでしょうか?これは腰まわりに効くエクササイズです。骨盤の位置も調整できるんですよ。また、夏場にお悩みの多い二の腕に効くエクササイズなら、ダイニングテーブルを背にして立ち、机に手をついて体重をかけながらひじを曲げる運動をしてみてください。それぞれ10回2セットでいいので、続けやすい時間帯を選んで実践してくださいね」
家の中にあるものを使って、手軽にエクササイズができるのはうれしいですね。スクワットは、歯磨きをしながらでもできそうですし、“ながら”でできるなら、いつでもできていいですね。では、早速、腰まわりに効くスクワットと、二の腕のエクササイズを教えてもらいましょう!
腰まわりのぜい肉を落とす壁スクワット
1 部屋の角で、両足の外側を壁にくっつけるようにして立つ。
2 壁にひざをつけるよう意識をしながら、壁に沿って姿勢を崩さずに腰を落としていく。
3 上半身はそのままに、再度壁にひざをつけるように意識をしながら立ち上がる。
これはNG
ひざを内側に入れてスクワットをしてしまうと、効果が半減してしまうので注意。
二の腕を引き締めるテーブルエクササイズ
1 机を背にした状態で少し離れた位置に立ち、机のふちをつかむ。
2 体重を手首に預け、そのままひじを真後ろに曲げていく。
3 ひじを伸ばして元の状態に戻る。慣れてきたら立つ位置を机から離して挑戦。
これはNG
ひじを曲げたときに二の腕が外側に出てしまうのは、効果が薄れるので注意。
つづいては、本島さん流のむくみ取りマッサージをどうぞ!