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背中美人になる6つのポイントとセルフケア
美しい背中、美しい後ろ姿になるためのポイントは、以下の6つです。
1.お尻を締める
2.おへその下をへこませて、お腹を引き締める
3.胸を少し引き上げて、広げる
4.肩の力を抜く
5.軽くあごを引く
6.つむじは上から引き上げられているイメージ
以上を、デスクワークはもちろん、歩いているとき、立っているときなど、日常で常に意識しましょう。
● 肩脱力
1.息を吸いながら、両肩を肩甲骨ごと耳につけるように思い切り引き上げる
2.大げさなくらいに「ハーー」と声に出して息を吐きながら、一気に肩を脱力させる。これを3~5回くり返す
●首の真横ストレッチ
1.頭を右に倒す。頭と肩が遠くに離れるようにし、首の真横が伸びるように意識する
2.余裕があれば、右手でさらに頭を下に軽く押し下げる(きつい場合は、やらなくてもOK)
3.呼吸を止めず、20~30秒キープし、反対側も行う
●肩甲骨はがしストレッチ
1.床に座り、右手で右足の土踏まずを内側から持ち、胸の高さに上げて、やや左斜め前に移動させる
2.息を吐きながら背中を丸めていく。この際、おへその中をのぞき込むようなイメージで
3.そのまま呼吸を止めず、30秒程度キープ。反対側も同様に行う
●背筋&腹筋ストレッチ
1.四つんばいになり、右手と左脚をまっすぐ伸ばす
2.呼吸を止めずに10秒キープ
3.伸ばしていた右手のひじと左脚のひざをつけるようにして丸くなる。このとき、下腹部を引き締めるようにする
4.呼吸を止めずに10秒キープし、反対側も同様に行う
「姿勢がいいと、体の機能も正常に動きますし、見た目も若々しく見えます。アラフォーを過ぎてくると、いくらパーツがきれいでも、姿勢や立ち居振る舞いなどの所作が悪いと老けて見えてしまいます。そのためには肩や首、肩甲骨のこりをとり、背筋を鍛えることが大切です」と山本さん。
これらのセルフケアは、ストレッチやマッサージは体があたたまったお風呂上がりがおすすめです。基本は毎日行いたいけれど、平日仕事をしていると、なかなか難しいですよね。まずは1週間できるように、時間を決めて5分でも実践できるようにしていきましょう。
*著書 『1ウィーク セフルケアブック 〜自分の身体は自分で治す〜』(ディスカバー・トゥエンティワン)
撮影/山上忠 文/奥沢ナツ