結婚、出産を経て、生活の拠点をハワイに移したタレントの花田美恵子さん。ハワイではヨガに本格的に取り組み、公式ライセンスを取得。指導も行う花田さんに、今回は「二の腕」をテーマにお話を伺いました。
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思い描く動きに近づくにつれ、さらに締まった二の腕
FYTTEには3度目の登場となる花田美恵子さん。前回の撮影時と比べ、あきらかに二の腕が締まっているので、その理由を伺ってみると…。
「特にヨガのメニューを変えたり、ヨガの時間を長くしたりしたわけではないんですよ。ただ、ヨガに関しては挑戦を続けているので、少しずつ思い描いている動きに近づけているように感じています。それが、二の腕のラインにもあらわれているのかもしれませんね」
「常にカッコよくありたい」という思いを叶えてくれるヨガ
そんな花田さんですが、多くの女性が悩むように、二の腕がプヨっとし始めた時期があるといいます。
「子どもを抱いたりするムリな姿勢が続き、肩周りなどに不自然な筋肉がつくことはありましたが、二の腕にはそもそも筋肉がありませんでした。だから、年を重ねるにつれて、二の腕がプヨっとし始めましたね。でも、ヨガを始めたら自然に締まってきたんです。いまもヨガ以外に特別なトレーニングはしていませんが、『常にカッコよくありたい』とは、ずっと思ってきたことなので、本格的にヨガに取り組んで本当によかったと思っています」
ヨガの動きのなかで、自然に締まってきたという二の腕。そんな花田さんに、二の腕に効くおすすめのポーズを教えてもらいました。
Parsva Balasana ねじった子どものポーズ
わきに腕を通す動きから「針の糸通し」ともよばれるポーズ。肩甲骨から腕を大きく動かす感覚を身につけましょう。
<1>
体の前面を床に向けて、両手両ひざを床につきます。手は肩の下、ひざは脚のつけ根の下に。手とひざは腰幅に開き、顔は床に向けます。
<2>
ひじを曲げ、頭を床に近づけます。顔は左側に向けましょう。同時に、右腕を左わきに通し、手のひらは上に向けます。
<3>
左腕を頭の方向に伸ばし、頭を床につけます。右腕の外側をべったりと床につけ、上体を床に押しつけながら、お尻は天井に引っ張られているようなイメージで背骨を伸ばします。ここで5呼吸。<1>に戻り、反対側も同様に。
<これはNG>
お尻を引いて、ひざの角度が小さくなるのはNG。ひざは90°をキープし、腰を丸めないように注意しましょう。
Bhujangasana コブラのポーズ
うつぶせの状態から手で床を押して、体を起こします。背中を大きく反る必要はないので、二の腕を意識してていねいに行いましょう。
<1>
うつぶせになり、おでこを床につきます。ひじを曲げて肩の横で手をつき、わきを締めます。
<2>
手と太ももで床を押しながら、上体を少し起こします。わきは締めたまま90度の角度に曲げたまま行いましょう。ここで5呼吸。
<これはNG>
脚のつけ根が床から離れたり、腰を反ったりするほど、上体を起こすのはNG。また、足はつま先立ちにせず、甲を床につけたまま行います。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子