立つ、歩く、階段を上る…。普段の生活で何気なく行う動作も、筋肉が適度について代謝が上がれば、エネルギーがより消費されやすくなります。「でも、ハードなトレーニングはちょっと…」という人でも大丈夫。バレエダンサー・竹田純さんの著書『1分!美尻立ちダイエット』(学研プラス)で紹介している「美尻立ちペットレ」のエクササイズなら、自宅で簡単にやせやすい体を目指すことができます。
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ペットボトルをはさんでつぶして動き、代謝のいい体に
内またに空きペットボトルをはさみ、ペコッと音が出るまでつぶす「美尻立ちペットレ」。これだけで美尻づくりに大切なお尻周りや内ももの筋肉を強化することができます。さらにその状態で脚を動かすエクササイズは、お尻だけでなく下半身全体に刺激を与えることに。
「内もも同士を引き寄せてお尻を締めながらペットボトルをつぶし続け、さらにペットボトルを落とさないようにして脚を動かすので、下半身のインナーマッスル強化にとても効果的です。また、同時にお尻、太ももにある大きな筋肉も連動して使われます。股関節の可動域も広がるため、歩幅が大きくなり、立つ、歩くなど日常の活動でのエネルギー消費量がアップ。やせやすく、代謝のいい体をつくれます」(竹田純さん)。
それではエクササイズをやってみましょう!
<かかと上げ下げ>重力に負けないお尻になる!
1. 壁の横に立ちます。内またの頂点にペットボトルをはさみ、つま先、ひざを正面に向けて両足をそろえましょう。足裏の3点(親指の付け根、小指の付け根、かかと)に均等に体重をのせ、壁に片手を添えて。
2. ゆっくりつま先立ちになっていき、内もも同士を引き寄せながらお尻を締めます。上げきったところでペットボトルがペコッというまで強くつぶして。つぶしたままゆっくりかかとを下ろします。1、2を5回くり返しましょう。
<これはNG!>
つま先立ちになるとき、上体が反ったり前に傾いたりしないように、腹筋に力を入れて姿勢をキープします。かかとを上げるとき、真上に伸びる意識を持って。
<内ももスリスリ>美尻&ペタンコお腹に!
1. 壁の横に立ちます。内またの頂点にペットボトルをはさみ、つま先、ひざを正面に向けて両足をそろえて平行棒立ちします。足裏の3点に均等に体重をのせ、壁に片手を添えて。内もも同士を引き寄せながらお尻を締め、ペットボトルがペコッというまでつぶします。
2. 内ももを引き寄せてペットボトルをつぶしたまま、片方のひざを曲げます。
3. 内ももでペットボトルをつぶしたまま、曲げたほうの太ももをゆっくり前に出し、ゆっくり元の位置に戻します。2、3を10回くり返して。反対脚も同様に。
次回は、体のこりを取って効果的に美尻づくりができる「床バレエ」をご紹介します。
▼『1分!美尻立ちダイエット』の内容をもっと詳しく知りたい人はこちらをチェック!
『1分!美尻立ちダイエット』/学研プラス(著者・竹田純)
撮影/山上忠 モデル/SOGYON 文/みうらえりこ、山本美和、掛川ゆり