9年前から、生活の拠点をハワイに移したタレントの花田美恵子さん。ハワイではヨガに本格的に取り組み、公式ライセンスを取得。現在は指導も行い、帰国時に日本で行うイベントも毎回大盛況。FYTTE3度目の登場となる花田さんに、今回は「お腹」をテーマにお話を伺いました。
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ヨガを始めて早い時期にお腹に変化が!
「ヨガを始めて最初に効果を実感できるのが、お腹だと思います。多くのポーズで、体の軸を意識し、お腹を使うので、私も始めて早い時期にお腹が締まってきました。日常生活ではあまりひねる機会がありませんが、ヨガにはひねるポーズも多いですよね。私は特に筋トレはしていませんが、わき腹にお肉がつきにくいのは、ヨガのおかげかな、と思います」
「お腹」について伺うと、とても励みになる経験談を語ってくれた花田美恵子さん。ヨガを始める前は、くびれラインがぼんやりしてきたことが気になっていただけでなく、ぎっくり腰にもなりやすかったそうですが、ラインのきれいなウエストで、しなやかにポーズを決める花田さんの現在の姿が、説得力をもってヨガの効果を私たちに教えてくれています。
ヨガによって身についたお腹への意識
「私はヨガのレッスンで、『おへそから指3本下を常に意識』と教えられました。いまこの瞬間もそうですが、レッスンで意識しているうちに、日常生活のなかでも自然と意識できるようになったんです。お腹が引き締まったことやキープできていることに関しては、このことも大きいと思います」
続いて、花田さんに特にお腹の引き締め、くびれづくりにおすすめのヨガのポーズを教えてもらいました。
Marichyasana Ⅰ 片ひざを立てた前屈のポーズ
片ひざを立てた状態で、お腹を引き上げながら前屈をします。深く前屈するほど腹部を刺激しやすく、便秘によるぽっこりおなかが気になっている人にもおすすめ。
<1>
脚を正面に伸ばして座り、右ひざを立てます。右足はできるだけお尻に近づけ、背すじを伸ばしてお腹を引き上げます。伸ばしたほうの脚は、かかとを押し出してつま先を立てます。両腕は体の横で下ろし、左右の坐骨をしっかり床につけましょう。
<2>
お腹を引き上げたまま、上体を前に倒します。右肩が右ひざの前に出るところまで倒しましょう。
<3>
ひざに巻きつけるように右腕を背中側にまわします。左腕も背中側にまわし、腰のあたりで両手を組みます。お腹を左脚の太ももに近づけて、上体を倒せるところまで倒し、ここで5呼吸。手脚を反対にして同様に。
<これはNG>
伸ばした側の脚のひざが浮いてしまうのはNG。脚の裏全体で床を押し、倒せるところまで上体を前に倒しましょう。
Padma Matsyendrasana 背骨を半分ひねるポーズ
片側の脚だけをあぐらの状態にして固定し、上体をねじります。引き上げるようにひねり、美しいくびれを作りましょう。
<1>
床に脚を伸ばして座ります。右ひざを曲げて、足を左脚のつけ根に乗せます。
<2>
上体を少し前に倒し、左手で左足のつま先をつかみます。同時に、右腕を背中側にまわし、左わきから手を出して右足をつかみます。
<3>
上体を起こしながら、右にひねります。視線も右後方に向けましょう。脚が床から浮かないように重心をしっかり落とし、ここで5呼吸。手脚を反対にして、同様に。
<これはNG>
ひねるときに上体が倒れたままになっているのはNG。引き上げるように上体を起こしながら、ひねりましょう。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子