目を大きく見せる方法といえば、「美容整形、プリクラや写真アプリの画像加工、アイラインやつけまつ毛バッチリの“目ヂカラメイク”くらいしか思い浮かばない」そう思っている人に朗報! 眼輪筋(目の周りの筋肉)を鍛える「顔ヨガ」をとり入れれば、簡単にデカ目に変身できるのです。その極意を、顔ヨガインストラクターの小林かおる先生に教えていただきましょう。
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■目ヂカラをアップする「おでこロック」
「加齢でまぶたは下垂し、それとともに目が小さく見えてしまいます。加えて現代人はパソコンやスマホなどで、1日じゅう目を酷使しがち。目が疲れたり、細めたりするクセがある人は、知らない間に目が小さくなっている可能性があります。
そこで目を開いたり閉じたりする筋肉(眼輪筋)を鍛える「顔ヨガ」の出番です。目周りを集中的に鍛えれば、まぶたがぱっちりと開き、瞳がひとまわり大きく見え、魅力的になれますよ」(小林かおる先生)
<やり方>
1、親指以外の4本の指でおでこを押さえ、眉とおでこが動かないようにロックします。
2、そのまま目を細めて、5秒キープ。
3、眼球を前に押し出すイメージで、目を思い切り開きます。このとき、眉とおでこが動かないようにロックした手を意識。開いたまま5秒キープ。目を細める、大きく開くを5回くり返したら、手を離してリラックス。
<Point>
目を開いたり閉じたりするときに、眉とおでこが一緒に動くクセがあると、おでこにシワができるだけでなく、まぶたの筋力が低下してたるみの原因にもなります。
■「おでこロック」の応用編でイキイキ瞳に!
基本の「おでこロック」に、瞳の動きを加えて、さらに眼輪筋をパワーアップ!
1、親指以外の4本の指でおでこを抑え、眉とおでこが動かないようにロックします。両目を見開き、すばやく右上を見て、3秒キープ。
2、目線を前に戻してからすばやく中上を見て、3秒キープ。
3、目線を前に戻してからすばやく左上を見て、3秒キープ。そのまま目線を前に戻し、中上→右上…と瞳を動かして往復します。
基本の「おでこロック」と同様、眉とおでこが動かないよう、指でおでこをロックして下さい。目を酷使して凝り固まった眼輪筋を開放するような気持ちで行いましょう。
顔ヨガを実践した人のなかには、瞳が大きくなるだけでなく、「見づらかった近くの文字もピントが合いやすくなった!」といううれしい報告もあるのだとか。
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、目は心の窓。イキイキとした瞳で魅力的な女性に近づきましょう!
撮影/布川航太 取材・文/平川恵