首や肩が張って、こりがひどい!と悩んでいる女性は多いはず。そこからさらに頭痛まで引き起こされれば最悪です。ストレッチで血流をよくするラクニなることがあります。首や肩のこり、目の疲れを自覚している人はぜひ試してみてください。
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女性に多い「首のこり」はひどくなると頭痛などにつながることも
日頃から、スマホなどの見すぎで下を向く姿勢が多かったりすると、首がとっても疲れること、ありますよね。そのうえ、眼精疲労も重なって、ひどくなると頭痛まで引き起こされることもあります。頭痛に悩む女性も多くみられます。頭痛の大半は首や頭の筋肉の緊張によって起こるのです。
また、姿勢の問題だけでなく、女性はそもそも筋肉が少ないため、頭の重さを支えられずに、それが首のこりなどにつながることもあります。
普段から首や肩の強いこりを自覚している、スマホやテレビなどの見すぎで姿勢が悪く、目を酷使していることで、頭痛などにお悩みの人は、首を念入りにストレッチすることでやわらぐこともあります。試してみてくださいね。
首こりをやわらげる動的ストレッチ
首こりをラクにするには、首の後ろのある「頭半棘筋(とうはんきょくきん)」や「頸板状筋(けいばんじょうきん)」の血行を促進するストレッチがおすすめです。
イスに座り、首をゆっくり揺り動かす
イスに深く腰掛け、背もたれに背中をつけ、体重を預けます。両手で座面の両端を持ち、頭を前方に倒して下を向きます。息を吸いながらゆっくりと首を右に振り、あごを右肩に近づけます。このとき上体は動かさないこと。続けて息を吐きながら元の姿勢に戻り、同じ要領で首を左に振り、あごを左肩に近づけます。10往復。
首こりをやわらげる静的ストレッチ
動的ストレッチで温まった首の後ろの筋肉を、静的ストレッチで伸ばします。
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- 1)イスに深く腰掛け、頭の後ろで手を組む
イスに深く腰掛け、背もたれに背中をつけ、体重を預けます。両脚は肩幅に開き、両手は組んで後頭部に置きましょう。
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- 2)頭を前方に傾け、首の後ろを伸ばす
両わきを閉じ、上体をイスの背もたれにつけたまま頭を前方に倒し、腕の重さを感じながら首の後ろを伸ばしましょう。10秒キープ×1~3セット。
筋肉の伸縮をくり返す「動的ストレッチ」で血流を促進したあと、「静的ストレッチ」で筋肉の緊張をゆるめると効果的です。
首周辺はデリケートな部位でもあるので、ゆっくりと動かすようにしましょう。
また頭痛に悩む場合、中には命に関わる病的なものもありますので、強い頭痛を感じた場合は、直ちに医師に相談してください。