忘年会や新年会などの飲み会シーズンが到来! 会話に夢中になったり、その場の空気に流されていつのまにか暴飲暴食。胃もたれや体の不調が…。「またやってしまった」なんて後悔をくり返していませんか?
体に不調が出ても「食べたい」「飲みたい!」「あとあとツライのは知っているけど止められない」、そんなときはその不調を少しでもラクにしてくれるストレッチを行ってみませんか? バレエダンサーの武田亜希子さんに、胃もたれに効果的なストレッチを教えてていただきました。
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■:白湯を飲んで、ストレッチスタート
ストレッチの前に白湯を飲んで、内側から胃を温めてから行うと効果的です。準備ができたら早速ストレッチをスタート!
まずは胃を外側からゆっくりとゆるめます。みぞおちの高さのあたりで両手を組んだら、上半身を左右にゆらします。
骨盤まで動かさないように気をつけて、ほどよくくり返しましょう。
■:胃→腸へ!ゆるやかに活性化させるストレッチ
あお向けになり、両手で両ひざをかかえてリラックスした姿勢をとります。
しばらくしたら、片ひざをかかえて体へ寄せます。もう片方の足は自然に伸ばしましょう。
体に寄せたひざは、内側や外側に傾けるのも効果的ですよ。
■:胃の緊張をほぐすストレッチ
体と心はつながっています。胃の調子が悪いと、気づかないうちに猫背になり、気分も落ち込みやすくなります。
そのため、胃もたれがひどいなと感じるときには、深い呼吸で全身をリラックスさせて胃の緊張をほぐすストレッチを行いましょう。
まずは足を自然な幅に開き、手は体の横にそえます。
息を吸い、前側を通りながら両手を上へ上げていきます。
全身を上に伸ばしていくイメージです。
次に半円を描きながら両手を下ろしていきます。このとき、息を吐きながら行うのがポイント。
胸を開き、両手がうしろを通るように意識して下ろしていくと効果的ですよ。
そして息を吸いながら、両手を前で軽くクロスして、そのまま上半身をリラックスした状態にしましょう。
最後に息を吐きながら胸を開いて、両手をななめうしろへ伸ばします。
この流れを適度にくり返しましょう。
体に変な負荷をかけることなく、これら3つの流れをリラックスした状態で行うことが、胃もたれ解消を達成するコツです。
『腸は第二の脳』と言われるほど心とも関連していますから、胃腸のケアは早め早めにすることで、心にいい影響を与えてくれますよ
(武田さん)
ぜひ、今度の宴のあとにお試しくださいね。
取材・文/高田空人衣