日常生活の中でスマホやパソコンが欠かせない人も多いと思います。また、電車の中でスマホを見たり、カフェでパソコンを見たりうつむき姿勢になっている人も多いですね。
スマホやパソコンを見ている間、首に負担がかかりやすくなり、姿勢も悪くなることや表情筋の低下によって顔がたるんで見えたり、血行不良によってくすんで見えていることも。そうならないために日ごろからできるケア法をご紹介します。
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顔のたるみ要因は…スパホやパソコン作業によるうつむき姿勢
スマホをさわっているときにあごを引いてうつむき姿勢になっていたり、だらんとイスにもたれるような座り方になっていませんか?
人の頭は体重の10~15%の重さがあると言われています。うつむいたままの姿勢を続けていると後頭部や首の筋肉に負担がかかり首や肩こり、肩甲骨周辺のこりの原因になります。
パソコンをしているときやイスに座っているときの姿勢も首が前に出ていたり、肩が前に出て背中が丸くなっていたり、腰が反ってお腹が突き出ていたりしませんか。
猫背やお腹が出た姿勢は体の中心軸がずれ、筋力が低下し、姿勢がゆがむだけではなく見た目の印象を老けさせる原因にもなります。
イスに座るときは、浅めにお尻を置き、背中をまっすぐ伸ばして姿勢を整えるか、深く腰をかけて骨盤を起こすようにまっすぐ背すじを伸ばすようにしましょう。
スマホやパソコンを長時間使わないようにし、こまめにストレッチをとり入れて首や肩、背中に負担をかけないようにしましょう。
老け顔にならないために!簡単エクササイズ
気づけばスマホやパソコンを長時間しているなんてこともありますよね。表情筋を使わない、肩や首の筋肉にも負担がかかるためこまめにストレッチやエクササイズをとり入れて予防することが大切です。
(1)腕をまっすぐ伸ばして背中を伸ばします。5秒×3セットくり返します。
(2)腕を肩の高さまで持ち上げて、手のひらを正面(写真は正面ですが上向きでもOK)にしてゆっくりと肩を開きましょう。5秒×3セットくり返します。
(3)イスに浅く腰をかけて肩を開きます。少し顔を上げて口角をキュッと上げます。10秒×3セットくり返します。
(4)座った状態で少し顔を上げたまま「イー」「ウー」の表情で口周りの筋肉を動かします。5秒×5セットおこないます。
(5)指の関節を使いながらかみ合わせ、口角、こめかみをグリグリと円をかくようにコリを1分間ほぐします。
日々スマホやパソコンを使っていると筋肉がこり固まり、余計に太ったように顔まわりが大きく見えやすくなります。
日ごろから姿勢に気をつけることはもちろんのこと、体を開いて背中を大きく動かすストレッチをしたり、こり固まった表情筋をほぐして血行不良をまねかないこと、筋肉の低下によるたるみ顔を作らないようにしておきましょう。
簡単にできるケア法なのでとり入れてみてください。