美脚トレーナーの久優子さんが、15kgやせを叶えたのが「足首まわし」。ただやせるだけではなく、ほかにもさまざまなうれしい効果があるといいます。
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足首まわしのうれしい効果って?
「足首を回すと、足首、ひざ、骨盤、背骨、頚椎などの関節がゆるんで、骨格のゆがみが改善します。血液やリンパの流れがスムーズになって老廃物の排出が促進するので、むくみや冷えも改善しやすくなります。
さらに、骨格のゆがみが整うことで、腰痛、ひざの痛みなどといった痛みの予防・改善にもつながるんです。また、足首まわしをすると足首の動きがよくなるので、運動の前に行うと、つまづいたり、足をひねったりといったトラブルを防ぐこともできます」(久優子さん)
そんな足首まわしの効果をさらに上げるコツがあるそう。
「足首が硬い人は、最初はうまく足首をまわせないことがあります。その場合は、入浴時に湯船につかりながら行うのがおすすめ。血流がよくなって体もやわらかくなるうえ、お湯の中だと浮力もあるので足首がラクに回せます。
また、足首まわしの前に、寝ながらできるふくらはぎマッサージを行うと、血流がさらによくなってむくみが改善し、足首まわしの効果が高まります。足首まわしをオフィスなどで立ったまま行いたい場合は、足で1、2、3、4と数字を描くだけでOK。足首をよく動かすので、足首まわしと同じ効果が得られます。仕事の休憩時間などにも行いやすいので、こまめにとり入れましょう」(久さん)
それでは、早速くわしいやり方をチェックしてみましょう。
≫基本の足首まわしのやり方はコチラ!
足首まわしの効果を高める「ふくらはぎマッサージ」
1、あお向けに寝て、手のひらを床につけます。左脚のひざを曲げ、その上に右の足首をのせます。
2、左ひざにのせた右脚を足首から、ふくらはぎ、ひざ裏まですべらせていきます。右脚の重みを利用して、ふくらはぎ、ひざ裏を刺激しましょう。
3、ひざ裏まですべらせたら、右ひざ裏を左ひざに押し当てて、右のひざ下をブラブラと上下に振ります。これを10回。
終わったら1~3を反対側も同様に行って。
<足首まわし・応用編>立ちながら足首まわし(足で数字を描く)
1、姿勢を正して左右の骨盤の高さをそろえ、両手を腰に当てます。脚を高く上げて、その場で足踏みをします。
2、上半身がぐらつかないようにバランスを取りながら、片脚のつま先で、「1」「2」「3」「4」と数字を描いていきます。
3、そのまま片脚のつま先で「5」「6」「7」「8」「9」と描いていきます。
4、10まで描いたらいったん足を下ろし、反対側の足でも同様に。これを左右各10セット。
うまくできるようになったら、ローマ字描きにも挑戦してみましょう。
モデル/加藤夏子 撮影/山上忠 ヘア&メイク/斉藤節子 取材・文/和田美穂